都市部ではタワーマンションが建っており、分譲価格は通常のマンションより高く、比較的富裕層が住んでいます。

そのタワーマンションにポスティングする場合、どのように戦略を練ればよいのか解説していきます。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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タワーマンションにポスティングを行う理由

タワーマンションに住む富裕層をターゲットとすることで、単価の高い商品やサービスを販促できる可能性がありますが、タワーマンションの特徴から、富裕層がどのような考えを持っているか理解していきましょう。

特徴として、まず眺望が高い部屋が思い浮かびます。

もちろん、建物の構造や階層、周辺の施設にもよりますが、高層階の窓からでしたら遠くの山や海、また周辺の市街を見下ろすことができます。

眺望はすぐに飽きるという意見もありますが、日本は四季に富んでいますので、季節に伴う街の変化を自宅にいながら楽しむことができるのです。

事業で成功し多額の富を得た方や高所得者にとっては、それまでの自分の努力とその対価であるステータスを眺望から確認し、満足感を得ることができるに違いありません。

そのステータスに見合った、通常とは異なる特別な商品・サービスをポスティングでアピールできる可能性があります。

また、一般にタワーマンションは市街中心部や駅近くに建てられることが多く、日常生活に不便はありません。

さらにタワーマンションの多くは、共用施設が充実しています。

低層階に商業テナントが配置されており、プールやジムなどの運動施設、また高級なゲストラウンジ、スーパー・コンビニやクリーニング店など日用品の販売・サービス、さらにはクリニックや保育所などが入っていることもあります。

また、富裕層は時間がお金であることを強く意識しています。

タワーマンションはそのような時間単価を重視する方たちにとって、日常生活の時間を節約するため決して高くはない投資なのです。

逆に言えばタワーマンション周辺では得られない商品・サービスをポスティングすることで、興味を持ってもらえる機会が広がります。

タワーマンションは一般のマンションと異なり、警備員の常駐や有人管理を24時間行っていたり入り口からエレベータで自分の部屋に着くまで、二重・三重のセキュリティチェックがされていることがあります。

自分と家族の安全を強く意識している富裕層にとって、窃盗や強盗などの危険を排除できる安全な場所でもあります。

富裕層に対しては、通常のポスティングで広告する商品・サービスではなく、タワーマンション生活では得られないような、高くても価値があると認めてもらえるようなものを宣伝します。

日用品などのディスカウントセールへの来場は見込めませんし、誰でも入手可能なものに対しても興味はないでしょう。

また富裕層は独自のネットワークをもっていますので、もし自社が提供するものが本当に価値あるものと感じてもらえれば、口コミで他の富裕層を紹介してくれる可能性も広がります。

自社のブランド化のため、富裕層へのアプローチはとても有効なものと言えるでしょう。

そこで、実現性の高い計画を立て実行し、結果を分析して評価や改善を繰り返す「PDCAサイクル」を取り入れることで、反響率の向上が図れます。

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タワーマンションへのポスティングは難しい

タワーマンションへのチラシ配布は一般の集合住宅に比べ、難易度が高くなります。

通常のマンション・アパートでは、チラシや郵便物を誰でも投函できるような場所にポストがあります。

一方タワーマンションではポストルームという集合ポストがあり、そこはオートロックで施錠されていることが殆どです。

このポストルームは住人が入るエントランスとは別の場所に配置されていることが多く、建物のどこにあるのか見つけること自体が難しいです。

またマンション入り口に受付があって、そこに駐在しているコンシェルジュが住人への郵送物や宅配便を預かるという仕組みを取っているところもあります。

この場合はチラシは受け取ってもらえず、最悪クレームを受けてしまうこともあります。

自社のブランド化どころではなく、悪い評判につながってしまう恐れがあるのです。

このように強いセキュリティが売りの1つであるタワーマンションは、ポスティング業者にとって非常に高い壁なのです。

タワーマンションに効果的なポスティング方法

チラシ配布の難易度が高いタワーマンションに対しては、どのような方法が効果的なのでしょうか。

また、うまく配布できたとしても集客につなげるために、どのような内容にすればいいのでしょうか。

効果的なポスティング方法と、チラシ内容について紹介していきます。

・タワーマンション専用ポスティング
・富裕層のニーズに合ったチラシ内容の選定

タワーマンション専用ポスティング

タワーマンションでのポスティングは、オートロックやコンシェルジュなどの難関をクリアしなければなりません。

通常の投函はできませんが、いくつか住民に届ける方法がありますのでひとつずつ解説していきます。

新聞折込チラシ

まず、新聞の折り込みチラシです。

新聞の購読者は年々減少していますが、それでもある程度の年齢から上の層にとっては、新聞が最も信頼性の高いニュースソースであることに変わりはありません。

新聞に挟みこまれたチラシは、コンシェルジュがいるタワーマンションでもチラシを間引くことはせずそのまま住人に届きます。

新聞チラシの場合、一般に配布コストを安く抑えられますが、タワーマンションの富裕層向けといったエリア限定ができないため、ターゲットとは異なる層にも配布されるということは念頭に置く必要があります。

さらに、新聞折込チラシの費用はサイズにより2.8~4.6円という参考金額とポスティングとの比較がこちらにあります。

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宛名のないダイレクトメール

次に、日本郵便や宅配業者が扱っている宛名なしのダイレクトメール(DM)です。

郵便物と一緒に、表に宛名が書いておらず裏面に宣伝が印刷されているハガキや、宛名なし封筒の中に広告が入っている物です。

郵便局員はポストルームへの入室が許可されていますし、宅配業者も事前に投函許可を受けていることが多いので、住民への配達物と一緒にこのような宛名なしDMを届けることができます。

また宅配業者によっては、マンションからのクレームにも対応するサービスを提供しています。

ただしDMは、一般のチラシでないハガキや封筒・冊子といったフォーマットを使うことになりますので、どうしても新聞の折り込みチラシより単価が高くなります。

一歩進んだDMでは宛名付きのメール便として、複数のチラシをパッケージ化し定期的に一軒一軒配達するサービスを行っているところもあります。

タワーマンションに特化したポスティング業者も出てきていますので、そのノウハウを有効に活用していきましょう。

郵便局で取り扱っている宛名や住所不要のダイレクトメール「タウンプラス」「タウンメール」は、郵便局員によりポスティング業者では難しい離島や山間部にも配送ができる方法で、それぞれについてこちらに詳しくあります。

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富裕層のニーズに合ったチラシ内容の選定

見込み顧客である富裕層にアピールするためには、そのニーズをうまくくみ取る必要があります。

高所得者や資産家というステータスに見合った高級物品やサービスが合致しますが、健康的な生活を送るための高級食材や、マンツーマンのアドバイスを受けられるスポーツジムなども該当します。

また時間単価に対して敏感なため、お金で時間を節約できる家事代行やデリバリーサービスなども需要があります。

お子さんの教育にも力を入れていることから、成果を前面に打ち出した学習塾や音楽教室も相性がよいでしょう。

さらに、フィットネスジムの宣伝ではいつまでも元気でいたいと考えるシニア世代に訴求できるなど、フィットネスジムと習い事で生徒を集める方法を次で解説しています。

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タワーマンションへの効果的なポスティングまとめ

・タワーマンションの住民に対するポスティングにより、富裕層顧客の開拓が可能となります。

・セキュリティが厳格なタワーマンションへのポスティングは、独自のノウハウが必要となるため、専門のポスティング業者を採用しましょう。

・自社の商品・サービスがタワーマンションの富裕層にアピールするものか、十分に内容を検討する必要があります。