2018年、厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発表し、副業を解禁する企業が多く出てきました。
働く時間が制限されにくいポスティングは、副業としての人気を集めています。
ただ、一般的な仕事と異なり、基本的に1人で働くため、給与は個人の裁量に大きく影響されます。
ポスティングを始めてみて「こんなハズではなかった」と後悔しないためにも、自分がポスティングに向いているタイプなのか事前に判断するといいでしょう。
今回は、ポスティングの配布スタッフに向いている人の例について解説していきます。
またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。
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ポスティングの配布スタッフに向いている人の例
基本的に配布1枚あたりの単価2〜3円が給料の「歩合制」にしているポスティング業者が多いです。
中には、時給制にしている業者もありますが、働く時間が固定されるのと、働く度にポスティング業者に立ち寄り、チラシを受け取ったり配布後の報告をする必要があります。
併配・単配などの配布方法、全ての世帯に配る全戸配布・厳選して配るセグメント配布などの配布方法や配布エリアによって、チラシの配布単価が5〜10円に変わることもあります。
歩合制のポスティング業者では、基本的にチラシをまとまって受け取り、期間内に配り切るように指示されます。
働く時間は厳密に決められておらず、本業がお休みの日や1日の隙間時間を使って配布している人が多いようです。
時間に融通がきく仕事ですが、基本的に1人で行うため、すぐに助けてくれる人や代わりに配布してくれる人などがおらず、個人の責任が大きい仕事でもあります。
このような特徴がある業務について、どのような人が向いているのか解説していきます。
・根気がある人
・1人で働きたい人
・自分のペースで働きたい人
体力がある人
ポスティングは、指定されたエリアのマンションや戸建てのポストに配布するため、主に徒歩か自転車で移動します。
1日5時間歩いてポスティングをすると、2万歩にもなったと言う声もあり相当な距離を歩くことになります。
また、主に紙のチラシを配布するのですが、紙でも何百枚も集まると、ある程度の重量になり、重いバッグを持って歩き回るため、肩や足腰に負荷がかかる仕事でもあります。
さらに気候や天候にも左右されるため、日頃から運動している人や、体力に自信のある人がポスティングチラシの仕事に向いています。
根気がある人
基本的には1人で行う仕事のため、他の人が代わりにチラシを配布してくれることはありません。
また、事前に配られたチラシは配り切ることが前提で、時間がなかったから配れなかったなどは通用しません。
自分が配布できるペースなどを考えて配布計画を立て、コツコツと配る必要があるため、根気がないとできない仕事です。
1人で働きたい人
事前にチラシをもらう、必要な時に連絡を取る以外、1人で作業するのがポスティングなため、1人で黙々と働きたい人、煩わしい人間関係が苦手な人にとっては、最適な仕事です。
また、服装なども自由なため、頭髪の色やネイルも問われず、おしゃれが好きな人にも適している仕事でしょう。
自分のペースで働きたい人
本業がある、学業がある、主婦やリタイアした人など、働く時間に制限がある人や適度に働きたい人にも合っています。
期間内であれば基本的にいつ配布してもいいので、締め切りに追われたり、他の人と共同することなく働きたい時に働けます。
ポスティング業者によっては、配布枚数や配布エリアを相談できるので、無理して働かされることの少ない仕事です。
ただし、急かしてくれる人がすぐ近くにいないので、指定された枚数を配るには、計画を立てて配布するように気を付けなければなりません。
また、指定されたエリアに慣れてきたら、配布ルートを効率の良いものに変えていくと短い時間で多くのチラシを配布できるため、創意工夫が好きな人にも向いている仕事でしょう。
配布スタッフも含めたポスティングに関わる各職種についての解説や、ハローワークや求人検索エンジンなどでの求人の探し方、優良企業の見分け方をまとめた記事があります。
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ポスティングの配布スタッフになるために必要なこと
ポスティングの配布スタッフになるために特別必要な技術はありません。
自分で働く計画を立てられる、体力・気力があるなど、最低限の条件さえ満たしていれば未経験でも始められます。
ポスティング業者によっては、指定されたエリアの地図を配られるので、その土地のことを知らなくてもすぐに仕事ができます。
副業として働きたい人や子育てしている主婦、現役をリタイアした後も働きたい人などがポスティングの配布スタッフとして活躍しています。
ただ、注意しなければならない点が一つだけあります。
それは「配布禁止」と掲示してあるマンションや家への配布です。
このような場所は法律で禁止されているため配布をしないようにしましょう。
また、ポスティングをしているときに、住民と鉢合わせしてしまい、不審に思われたり文句を言ってくる人がいるかもしれません。
多くの人が働きに出ている平日の昼間などをメインに配布すると、住民と顔を合わせる機会が減るのでオススメです。
もし住民に会ったときは、良い印象をもってもらうためにも挨拶すると良いでしょう。
また、深夜に配布する人もいるようですが、深夜の時間にマンションや家の付近をうろついていると不審者と間違われて通報される可能性も高まるので、なるべく明るい時間に行いましょう。
郵便物で満タンなポストに無理やり投函することでチラシを汚損してしまうなど、クレームに繋がる具体的な投函事例を紹介した記事も作成しています。
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ポスティングの配布スタッフに向いている人の例まとめ
・体力や根気があれば、すぐに働けます。
・煩わしい人間関係が苦手で1人で働きたい人や、細かく締め切りを設けられるのはプレッシャーで自分のペースで働きたい人に向いている仕事です。
・事前に必要なスキルがなく、未経験でも即戦力になれるのがポスティングの仕事としての魅力です。
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