ポスティングは、企業が自社の製品などを宣伝するための効果的な方法です。

しかし、頼んでみたら悪徳業者だったということも考えられるので、それを防ぐ方法として、口コミサイトのレビューを参考にする方が多いですが、書かれたレビュー内容の全てが正しいとは限りません。

この記事では、ポスティング会社の正しいレビューを見抜く方法について解説していきます。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティング会社のレビューには偽物が溢れている

ポスティング会社のレビューは、正しい評価ばかりと信じたくなるものですが、残念ながら偽物が溢れているのも事実です。

総務省のデータによると、6割の投稿者が口コミサイトで嘘のレビューを記載したことがあるそうです。

なぜ、多くの嘘の口コミが溢れているかというと、業者がツイッターなどのSNSやクラウドソーシングでレビューを仕事として募集をしているため、その業務で事実と違う情報を載せるレビュアーが多いからです。

裏を返せば、ポスティング会社が報酬を餌にしながら、やらせを指示しているという事になります。

ポスティング会社がそこまでして評価を上げたい理由は、見た目の評判を上げることで大きなメリットが得られるからです。

例えば、口コミサイトで高評価のレビューが多いと、「このポスティング会社なら安心」という心理が働き、興味を持ってくれた顧客のクリック数が多くなります。

件数が多くなると、ホームページのアクセス数も多くなり、検索結果でも上位に表示されやすくなります。

そうなることで、顧客からの依頼が多く集まるようになり売り上げにも繋がります。

逆に他社の偽情報を書くように指示を出すポスティング業者も存在します。

悪い話を信じ込ませれば評判が下がるので、ライバル会社に顧客が集まらなくなる代わりに、指示を出した業者に客が増えていきます。

したがって、優良な業者であるのにも関わらずネット上では評判が悪く見え、反対に悪徳業者の評判が良く見えてしまうことも起こりえるわけです。

本来なら口コミサイトで悪い業者が載らないよう規制を行えばいいのですが、サイト側としては多くの企業を掲載していれば見栄えが良くなるので、どんな業者でも掲載していきます。

このような理由から、優良な業者、悪徳業者、関係なく口コミサイトで掲載され、悪質や偽物のレビューもサイト内に溢れてしまいます。

実際に2ちゃんねるに掲載されていたポジティブとネガティブの口コミと情報に対し、真偽について解説した記事もありますので、参考にしてみてください。

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ポスティング会社の正しいレビューの見分け方

一方、口コミサイトで掲載されている評価の4割はポスティング会社の正しいレビューであることから、本物の情報も多く載せられています。

そのため、内容を見極められれば、優良な業者に依頼できる可能性が高くなるでしょう。

嘘のレビューには特徴があるので、これから挙げる主な5つのポイントを把握しておけば、本物の情報にたどり着くことができます。

・評価をチェック
・文面をチェック
・レビュー日をチェック
・レビュアーと文字数をチェック
・内容をチェック

評価をチェック

まず見ておきたいポイントとして、評価の星の数をチェックします。

特に、5評価と1評価が極端に多い、いわゆる「逆コの字型」になっている業者は注意が必要です。

その仕組みとして、まずは雇われたレビュアーが、嘘の情報を書きながら高い評価を付けていきます。

しかし、その内容を見た顧客が実際に依頼してみると、粗悪な業務であるのが分かり本来の低い評価が増えていきます。

したがって、評価が両極端になっている会社は、クオリティの低い会社の可能性があります。

文面をチェック

続いて特徴として挙げられるのは、おかしい日本語で説明されていることです。

レビューを投稿している多くの投稿者は日本人ですが、ポスティング会社に雇われた外国人が翻訳アプリを使いながら、レビューを載せるケースも少なくありません。

「配布方法を併配で0円で行う」のような意味不明なことが書かれている場合もあるので、文面を読んで不自然さを感じたら、その会社には依頼をしないのが賢明です。

レビュー日をチェック

特定の日にちに、不自然にレビューが集中しているのも要注意です。

悪質なポスティング会社は、評価を上げるために多くのレビュアーにまとめてやらせ投稿を発注するので、その日のうちに多くのレビューが載ります。

ポスティングは依頼をする量によって配布期間が変わりますし、配布するエリアによっても配る時間が変わります。

そのことから、1つの日にちにレビューが集まるのは考えにくいので、不自然さに気が付いたら、その会社のことを疑いましょう。

レビュアーと文字数をチェック

正しい評価をしている投稿者は、ポスティング会社のいい所だけでなく、不満だった感想もしっかり載せるので、投稿の内容が充実しています。

そのようなレビュアーはプロフィールにもしっかりとした内容が書かれていて、過去にも多くの詳しい情報を載せた実績を持っている傾向があります。

一方やらせ投稿は、多くの文字を書いても時間と労力の無駄になりますし、業者側も100文字前後に指定をして依頼することが多いです。

しかも、レビューは業者側で操作をすることができ、都合の悪い情報は削除できます。

よって、ポスティング業者に依頼する前に、高評価で決まった文字数のレビューの多さを見つけたら、疑って検討するべきです。

内容をチェック

レビューの内容が極端に詳しすぎて、かつ値段の安さをアピールしてる点も注意すべき箇所です。

例えば「通常セグメント配布の単価がA4サイズ1枚5円が相場なのに、この会社では4円で配布している」と書いてあるとしましょう。

一般の利用者がここまで詳しいことを載せるのは考えづらいので、社員がお客のフリをして情報を載せている可能性があります。

また、ポスティング業界では低価格をうたった業者は、配布期間を守らなかったりするなど、いい加減な作業を行う業者の可能性が高いので、この点も注意しなければなりません。

レビュー以外にも、業務内容が健全で、顧客や社会から信頼が得られている業者に贈られる「日本ポスティング・クオリティー大賞」などのような、業者を客観的に評価する制度もあり、次の記事で詳しく紹介しています。

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ポスティング会社のレビューを正しく見抜く方法について解説まとめ

・悪徳業者は集客のために、ポイントなどの見返りでレビュアーを集めながら、多くのやらせレビューを投稿させ、口コミサイト内での評価を上げています。

・高評価と低評価が極端に多いケースは、うその情報にだまされた顧客が低評価を付けている可能性があります。

・良い情報と一緒に不満だった点も平等に記載されているレビューは、優良な投稿者が書いた正しい情報である可能性が高いです。