ポスティングに費用がかかるのは当然のことですが、少しでも抑えたいと思うのは当然のことですよね。

それが必要最低限ではなく、無駄に払っているお金だとしたら尚更です。

この記事ではポスティングを業者に依頼する際の「無駄」をなくすために気をつけることを徹底解説します。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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意外に無駄が多いポスティング料金

ポスティング業者は国内に数多くあり、1枚あたりのチラシ配布単価はサイズや配布方法によって大きく変わります。

実はポスティングの「単価」はさまざまな要因で金額が変わるのです。

利用方法によってはこのさまざまな要因が積み重なることで、気づかない間に無駄なコストが発生してしまう事になります。

無駄なお金を使わないために、いくつか注意点を確認しておきましょう。

無駄の原因

実際ポスティングを行う際には知識不足から無駄なコストが発生している場合があります。

ポスティングの価格を調べたときに提示されるのは、用紙1枚の「サイズ」に対する「単価」です。

できれば安い単価が安くてお得な業者に依頼したいと誰もが思いますよね。

標準的なチラシのサイズの「B5」で比較すると、1枚あたりのポスティング単価は2円~12円と、実に6倍もの価格差があります。

表示されている価格が安くても、様々な理由で追加料金が必要になってしまい結局高い価格になってしまうこともあります。

ただ漠然と依頼するだけでは、思ったような反響がなかったり集客に結び付かない場合がありますので、次の項では無駄とは言い切れませんが、せっかくの資金を有効に使えていない主な5つの原因を紹介していきます。

・用紙サイズが無駄に大きい
・装飾を華美にしている

・配布方法を選択しない
・配達期間を短めに設定している
・セグメントしていない

用紙サイズが無駄に大きい

ポスティングはA0~A6、B0~B6とどんなサイズのチラシでも投函可能ですが、手に取りやすい・見やすい・ポストに入りやすい等の理由からB5とA4サイズが主流として選ばれています。

そのためB5とA4サイズの単価を安く設定をしているポスティング業者が多くなっています。

主流のサイズよりも大きいチラシをポスティング依頼したい場合には、ポストに入りやすい大きさと言われるB5以下までチラシを小さく折りたたむ必要があります。

その場合、業者に配布しやすい大きさまで折ってもらうために、チラシ1枚ごとに0.5~1.5円前後の「折り代金」が必要になってきます。

また、紙が大きくなればなるほどチラシ1枚あたりの重さも必然的に重くなっていきます。

チラシ1枚だけでは、重さの差もほとんど感じないかもしれませんが、100枚・1000枚とポスティングの枚数が増えると1人の人が一度に持ち運び、ポスティングできる量にも差が出てきます。

この差が人件費などのコストとなり、結果としてチラシ1枚当たりの単価の差に繋がっていきますので、無駄な費用を省くためにはチラシのサイズには注意が必要です。

装飾を華美にしている

無駄を省くためにチラシの大きさだけでなく、デザイン・装丁をもう一度よく考えてみましょう。

ターゲットが手に取りやすい、見やすい、興味を持てるチラシにすることは大切なことですが、必要以上に華美な装丁のチラシを作ると価格は高くなりがちです。

可能な限り自分でチラシを作成したり、専門の印刷業者に依頼する場合にも色々なパターンの見積もりをとることで予算に合った用紙の質やデザインを見つけられ全体のコストを抑えることが可能になります。

配布方法を選択しない

配布方法には、配布希望エリアで同じ時期に配布依頼を行っている他社と一緒にポスティングをしてもらう「併配」と、自社だけのチラシ1枚をポスティングしてもらう「単配」という2種類があります。

「併配」は他社のチラシと合わせて同時に複数枚を配布することで、1社あたりのポスティング単価が安く抑えられています。

反対に「単配」は自社のチラシのみをポストに入れるので手に取ってもらえる確率は上がるというメリットはあるものの、単価は高めの設定になっています。

このような特徴がありますので、ポスティングを依頼する場合には「配布方法を選択しない」のではなく自社のブランドイメージやターゲットを見極めて配布方法を選ぶとよいでしょう。

配達期間を短めに設定している

特に明記されていない業者もありますが、実際は1週間以内、1か月以内と配布期間によって価格が変動することがほとんどです。

短い期間で配布すると、短期間に多くの人手が必要になり人件費がかかります。

期間を長めにとると、先述の併配を依頼するチャンスが生まれるため、結果としてポスティングにかかるコスト削減に繋がります。

このように直前での配布依頼では費用が高くなる傾向にありますので余裕を持ってポスティング依頼するとよいと言えます。

セグメントしていない

狙いたい購買層、年齢層、エリアなどのターゲットはきちんと把握できていますか?

効果的なポスティングを行うためには、配布先と配達エリアを選定する「セグメント」が重要になってきます。

セグメント配布には「軒並み配布」というエリア内をくまなく配布する方法と、「集合住宅」というマンション・アパートのみに配布する方法、「戸建て住宅」という一戸建てのみに配布する方法があります。

セグメントによって配布先は異なりますし、どこをターゲットにするかでポスティングの単価も変わってきます。

配布エリアについて、どこでも料金一律という業者や限定された地域においてお得な料金で請け負っていたり、逆に、少し高い料金設定の特別料金エリアを設けている業者などさまざまです。

自社のターゲットをきちんと把握しセグメントすることで適切な配布先へポスティング依頼でき、結果として無駄なお金を使わないで済むことに繋がります。

無駄な料金を省くために

さらに、無駄な料金を省いていくためにはどういった点に意識を向けるとよいのでしょうか。

ポスティングの専門業者へ全てお任せしてもよいのですが、依頼側として最低限押さえておきたい項目を3つ紹介していきます。

・価格の相場を知る
・時間の余裕を持ち、計画的に利用する
・ターゲットへのアプローチ方法を吟味する

価格の相場を知る

チラシのサイズや配布先のポスティング価格の相場は知っていますか?

先述の配布エリアでも価格差がありますし、実は配布先でも価格差が生じます。

提示された価格が適正であるかを判断するためにも、自分が依頼したいポスティングの相場を知っておき、複数の業者での比較検討が無駄なお金をかけないために重要になってきます。

時間の余裕を持ち、計画的に利用する

急にポスティングをお願いしたい!」誰でもそんなときはあるでしょう。

しかし急ぎでお願いすると、ポスティングの単価はもちろん、デザインも印刷も全てお金が余分に必要になります。

業者によって差はありますが、ある程度の時間的な余裕を持つことで余計な料金が発生せずでポスティングをすることが可能になります。

無駄なお金をかけないためには、計画的にポスティング業者を選びチラシ作成・ポスティングを行っていくことが大切です。

ターゲットへのアプローチ方法を吟味する

セグメントに対して、ポスティングでのアプローチ方法は効果的ですか?

ポスティングするチラシの種類・配布期間・配布エリアが適正であっても、「ポスティング」自体が効果的な方法でない場合は、ターゲットに対して適切なアプローチができているとはいえません。

効果を得るためにはセグメントに対して、集中的に効率よくアプローチを行う必要があります。

今一度セグメントをしっかりと把握し、効果的なポスティングになっているかを検討してみましょう。

ポスティングで無駄を省くまとめ

・場当たり的にではなく、準備の段階から計画的に進めましょう。

・追加料金の有無を把握し相場との比較・検討が必須です。

・ターゲットとアプローチ方法を検討し、効果的なポスティングを行いましょう。

投稿者プロフィール

渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)