新規の顧客を獲得するには、テレビCM、新聞の折込みチラシ、看板設置、DMなどの広告が古くから一般的です。

しかし、最近ではスマートフォンの普及によって芸能人を起用した広告よりも、一般人が投稿したレビューを参考に物事を決める人々が増えています。

この記事ではレビューの発生メカニズムについて解説します。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティングチラシにレビューが重要な理由

ネットショッピングで購入の決め手となるのは、口コミやレビューです。

口コミやレビューが信用される理由の一つにウィンザー効果があります。

ウィンザー効果とは、「利害関係のない第三者」の意見や感想が相手に伝わりやすく、信用される心理効果です。

自社製品の良さをアピールしても、消費者にとっては「本当なのか?」「売りたいだけでは?」と疑われてしまい購入するに至りません。

しかし、口コミやレビューは利害関係が無く、製品に対して評価をした人には何もメリットが無いため、本心の可能性が高く、見た人から信用されやすくなります。

通販番組でも、愛用者の体験談を立て続けに紹介するなどして、第三者によるコメント(レビュー)を放送することで信憑性を高め、安心感をもってもらえるように作られています。

口コミやレビューが多いほど「社会的証明」という周囲の意見を正しいと思う心理作用も生まれ、多くの人が良いと言えば良いものだと思われやすく、購買意欲をかき立てます。

マイナスな口コミやレビューは多いと逆効果ですが、多少はあったほうがレビュー全体の信憑性が高まる要因となります。

商品の質や使ってみた感想は、商品が本当に良いものか判断する材料になることや、レビューと合わせて写真を掲載することでさらに内容に信憑性が増すなど、ウィンザー効果について詳しくまとめた記事も作っています。

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ポスティングチラシに活用できるレビューを発生させる6つのステップ

レビューや口コミが発生する時、人々の行動には特定の原則があります。

レビューを発生させるために活用できる、人々の行動原則に沿った6つのステップを説明します。

・大勢の人に選ばれている事実を記載
・希少性やプレミアム感を演出
・ターゲットの印象に残りやすいデザインやフレーズを記載
・お得感や実用的な価値を演出
・ストーリー性を持たせる
・レビューをチラシに掲載する

大勢の人に選ばれている事実を記載

人は多くの人が支持しているものに関心をもち、「人気商品」「売れています」などといった言葉を目にすると、ついつい欲しくなります。

これはバンドワゴン効果といって、多くの人が持っている物や行動に興味を持つ心理作用によるものです。

例えば、まわりの知り合いが家や車を次々に購入すると、自分まで欲しくなる心理現象がその一つで、自分の選択は正しいと思いたいために、他の人が選んた事実に影響を受けます。

このように、多くの人に支持されている事実をチラシに掲載することで、バンドワゴン効果をもたらせます。

ほかにも、販売実績などの具体的な数字を用いて分かりやすく示すことで、直感的に人気度合いを認知してもらうなど、バンドワゴン効果を使ったポスティングチラシへの活用方法をこちらで詳しく紹介しています。

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希少性やプレミアム感を演出

「期間限定」や「限定○○個」といった言葉は人の購買意欲をかき立て、今しか買えないと思ってもらうことで商品の購入や契約につながりやすくなります。

希少な物やプレミアな物を所有している満足感に浸ることで人に伝えたくなる心理は、ソーシャルカレンシーが影響しています。

ソーシャルカレンシーとは、話題の内容や情報量の多さなどで周りから自分の印象を決められることを指します。

例えば、雑誌に載っていないお店を知っていたり、穴場のお店を知っていたりすると、その人の価値が上がります。

あまり知られていないけどいいお店は周りに話したくなりますし、周りから良く思われたい気持ちを満たせます。

ターゲットの印象に残りやすいデザインやフレーズを記載

日々の日常で、対象の商品・サービスに関連することをふと思い出したり考えたりする人が多ければ多いほど、口コミが広がりやすいです。

人との会話の中で「そういえば」と話題が生まれることはよくあります。

ポスティングチラシにおいては、顧客がチラシを手に取った時に、いかにインパクトを与えられるかが重要です。

興味を持ってもらわないと真っ先にゴミ箱に捨てられてしまうので、まずは覚えてもらうためにインパクトのあるフレーズを記載しましょう。

かつて「まずい!もう一杯!」のフレーズで青汁の商品が大ヒットとなりました。

あえて「まずい」と意表をついた言葉を使うことで、インパクトを与えることに成功した好例です。

強い印象を与えることで思い出されやすくなるため、口コミやレビューのきっかけになります。

お得感や実用的な価値を演出

卵の殻を簡単にむく方法のように生活に役立つ情報や雑学は、ついつい人に話したくなるのと同様に、役に立ちそうな商品・サービスはレビューされやすくなります。

自分だけが知っている情報を人に伝える事で、周りから自分に対しての評価を上げたい心理が働き、シェアされやすいのです。

テレビ番組では雑学をテーマにしたものが高い視聴率を誇っており、人々が実用的な情報を知りたがっているのがうかがえます。

他にも、顧客にレビューしてもらうためには、コストパフォーマンスが高いと思ってもらうことも効果的です。

ほめられたい気持ちや共感してもらいたい気持ちがあるとき、人は誰かに伝えたくなります。

例えば、掲載している商品全てを20%オフにするのではなく、売りたい商品をピックアップして20%オフにすることで他の商品との比較ができるので、お得感を演出できます。

お得感を際立たせることで、誰かに伝えたい気持ちを生み出します。

ストーリー性を持たせる

創業秘話が店内に貼ってある飲食店を見かけることはありませんか。

お客様がお店のことを深く知ることでファンになりやすく、オススメのお店としてレビューや口コミに繋がります。

商品を作ったきっかけや、苦労した末に完成した商品の経緯を物語として伝え、会社や商品を知ってもらうことで、共感が生まれます。

企業やお店自体を好きになってもらうことで、口コミやレビューがされやすくなります。

レビューをチラシに掲載する

レビューや口コミが伝播するのは人の感情が動くときです。

第三者の生の声であるレビューによって、人の感情を動かしやすくなるため、チラシへのレビュー掲載は効果的です。

レビュー掲載は情報の伝播を促すだけでなく、購買意欲の向上にも繋がります。

商品が気になっていても実際手にしてみないと効果がわからないものは、不安が払拭されないと購入に至らないケースが多くあります。

しかし、実際に使用した人たちの口コミやレビューを記載する事で、読み手は信憑性の高い第三者の意見によって不安が解消され、購買意欲を高められます。

統計データによると、商品を購入する際に口コミやレビューを参考にしてる人の割合は約7割という高い数字になっており、重要性がわかります。

手書きのレビューは、アンケート形式にし書いてもらいやすくするなど、チラシの効果を高めるレビューの集め方についてまとめた記事もあります。

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ポスティングチラシに活用できる!レビューの発生メカニズムについて解説まとめ

・ウィンザー効果によりレビューを記載する事で信用が高まります。

・口コミやレビューを参考にしてる人は約7割にのぼります。

・レビューの発生の原則を理解する事で効果的なチラシが作成できます。