郵便受けに入っているチラシは、1〜2秒で手元に残しておくか判断され、必要ないと思われたものは捨てられてしまいます。
ターゲットにとってチラシが必要かどうか判断するものは、レイアウトです。
今回は、なぜポスティングチラシのレイアウトが重要なのか理由を解説していきます。
またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。
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ポスティングチラシのレイアウトが重要な理由
チラシがターゲットに見られるのは一瞬であり、目に入った情報で価値のあるものか判断されてしまいます。
優れた文章も重要ですが、効果的なレイアウトの仕方によってもチラシが読まれるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
なぜレイアウトが重要なのか理由を解説していきます。
・視点移動に規則性があるため
伝えたい情報を分かりやすく消費者に伝えるため
商品の内容の分かりやすさというのは、チラシの見やすさと言って良いです。
写真やキャッチコピー、本文の配置、見出しや本文のサイズやフォント、項目ごとのグルーピング、余白の取り方などを工夫することで見やすくなり、消費者に伝えたい情報を分かりやすく伝えられます。
整ったレイアウトのチラシは、消費者に内容が伝わりやすく、消費者が商品の良さを実感でき、集客効果や反響率を高められます。
視点移動に規則性があるため
人は均等に配置された情報を読むとき、無意識に一定の経路で視線を動かす規則性があると言われています。
横書きの情報を読むとき、左上から右に、左下から右にジグザグと視線を動かすため「Zの法則」と呼ばれ、広告制作において基本的で効果のあるレイアウトの仕方です。
人の目の動きに合わせたレイアウトなので、ターゲットが違和感なく読めるのと同時に、最も伝えたい情報を左上に載せることで、消費者に商品の印象を残せられます。
このように、レイアウトを工夫することによって、読みやすいチラシになり、ターゲットに分かりやすく情報を伝えられます。
さらに、消費者が商品を手に入れるまでの意識の変化「AIDMAの法則」を考慮をしたデザインにすることで購買決定を誘発させ高い宣伝効果を得られるなど、レイアウトと共に知っておきたいデザインの重要性についてこちらに記載されています。
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消費者に分かりやすいポスティングチラシのレイアウトのポイント
ターゲットに、一瞬で分かりやすいチラシであると伝えるためには、図や文字の配置、文字の大きさやフォントなどの工夫が必須です。
以下4つのポイントを押さえておきましょう。
・図や文字の配置を整え、余白は大きめに取る
・文字のサイズやフォントに違いを出しメリハリをつける
・使用する色は3色以内にする
情報は3ブロックに分け、順序通りに載せる
「Z」のように視線を移動させて読む規則性を利用し、紙面を上中下の3ブロックに分け、そこには一般的に載せる情報が決まっています。
上側のブロック
ターゲットが最初に目にするところなので、最も伝えたい情報やターゲットの注意を引けるキャッチコピーを置きます。
タイトルやキャッチコピーの背景には、商品やサービスの写真・関連する画像やイラストを載せると、伝えたい内容が何か分かり、一層消費者の気を引けます。
中側のブロック
商品やサービスの内容、使用者の体験談、使用前・使用後の写真、専門家によるコメントなど、詳細な情報や価値を高める根拠を載せます。
上部のタイトルやキャッチコピーで興味をもったターゲットに、商品やサービスの効果が伝われば、消費者の購買意欲を上げられます。
下側のブロック
電話番号やQRコードなど購入手続きの情報と、会社名、連絡先、代表者や担当者の名前、顔写真など会社に関する情報を載せます。
消費者の購買意欲が冷めないうちに購入してもらうには、簡単にアクセスできる電話やQRコードがおすすめです。
また、会社の情報や代表者の顔や名前が分かると誠実な会社の印象を与えられ、消費者が購買決定する後押しになります。
このように、情報を3つのブロックに分け、順序通り載せると分かりやすいチラシになります。
図や文字の配置を整え、余白は大きめに取る
画像や写真の端、文字の先頭や末尾が揃っていないと、チラシを見ていて違和感を覚えてしまいます。
紙面を格子状に分けたときに、画像や写真、文字の端が揃うように配置します。
基本的に、横書きの文字は左揃えにします。
伝えたい情報が複数ある場合は、関連性の強い項目でまとめ、グルーピングすると統一感が出てスッキリした仕上がりになります。
グループ同士でも使う画像や文字の大きさを揃えると、まとまりのあるチラシに見えるのでオススメです。
適度な余白は、見やすさを高める大切な要素であり、「文字や図」「文字と文字」「図や文字の端」には、余白をつけてください。
外枠の余白は、紙がA4サイズなら7〜15mm、B4サイズなら10〜20mmを目安に、紙のサイズに合わせて幅を決めます。
また、グルーピングで使用する枠に文字を入れる場合、枠と文字の余白は最低でも本文の1文字分、余裕があれば2文字分取ると読みやすくなります。
文字のサイズやフォントに違いを出しメリハリをつける
チラシ内で文字のサイズやフォントのデザインに違いがあると、メリハリのあるレイアウトになり、消費者に好印象を与えられます。
文字サイズに関しては、「タイトル・キャッチコピー」「キャプション(説明文)」「本文」の順に小さくすると良いです。
フォントに関しては、扱う商品やサービスのイメージに合わせた書体にします。
フォントは主に「明朝体」「ゴシック体」「丸ゴシック体」「楷書体」に分けられます。
「明朝体」は誠実さや高級感、しなやかさ、「ゴシック体」は信頼感や現代的な印象、「丸ゴシック体」は柔らかさや幼さ、「楷書体」は趣や和のイメージを与えると言われています。
フォントのデザインは、1〜2種類にとどめておくと洗練されたチラシの印象になります。
全体的に1つの書体の中に、アクセントとして一部異なるフォントを使用すると、その文字に注目させられる確率が高まります。
また、文字を太字にすると、読み手の注目を集められるため、「タイトル・キャッチコピー」「キャプション」などに使用すると良いです。
使用する色は3色以内にする
チラシに使う色は3色にとどめると、まとまりのあるレイアウトに見えるため、集客効果を高められます。
使用するところによって名前がつけられていて、背景などに使われる色を「ベースカラー」、タイトルなどに使われる色を「メインカラー」、注目して欲しい文字に使われる色を「アクセントカラー」と言います。
一般的に「メインカラー」は全体の70%、「メインカラー」は25%、「アクセントカラー」は5%の割合にすると、まとまりのあるレイアウトに見えると言われています。
ベースカラーは、白や明るいグレーなど、明度の高い白濁色にするとメインカラーやアクセントカラーを際立たせられます。
メインカラーには、ブランドカラーや商品やサービスにあったイメージカラーにすると、見た人の印象に残りやすいです。
アクセントカラーは、メインカラーと反対色(補色)を使用すると、注目度が上がります。
このようにチラシは「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3色に納めると良いです。
さらに、誠実さを与える組み合わせとしてベースは白やグレー、メインを寒色系、アクセントに紺や濃いグレーにするなど印象ごとの具体的な組み合わせがこちらに紹介されていますので自社のイメージと照らし合わせてみてください。
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ポスティングチラシのレイアウトが重要な理由まとめ
・「Zの法則」などレイアウトの見やすさによって、商品やサービスのことがターゲットに伝わりやすくなります。
・紙面を3つに分ける、余白を十分取りながら図や文字の配置を揃えると分かりやすいものになります。
・1〜2種類のフォントを使う、色は3色におさめるなど工夫をすることで見やすいレイアウトになります。
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