広告目的の配布物を、住宅や会社のオフィスに投函する宣伝手法をポスティングと言います。

ダイレクトマーケティングと言う宣伝手法で、相手を絞って宣伝可能なことや、安価で宣伝可能なため費用対効果が高いのが大きなメリットです。

さまざまな業界がポスティング事業を手掛けており、数多くあるポスティング業者は評判もさまざまです。

今回は、評判が悪いポスティング業者が持つ5つのポイントについて解説し、質の良いポスティング業者を見抜く方法についてご紹介します。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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評判が悪いポスティング業者が持つ5つのポイント

依頼主は、依頼先のポスティング業者がどのように配布を行っているのかなどの実情を知ることは難しいです。

このため依頼前に会社の評判を、後述の5つのポイントでしっかりと見て、評判が良く最大限の広告効果を期待できる会社を見極めましょう。

・配布プランについての詳しい説明がない
・配布地域の情報に精通していない
・配布が雑でクレームが多い
・配達員の教育が正しく行われていない
・業界団体に所属していない

配布プランについての詳しい説明がない

対象となる相手に対して、効率良く配布をすることは宣伝効果をより向上させるために非常に重要です。

効率良く配布を行うための配布プランを、GIS(地理情報システム)や国勢調査のデータを使って提案する会社が理想的です。

GISや国勢調査のデータの利用によって、その地域の特徴や住民の年齢や世帯構成など、配布に必要な情報を知れます。

配布プランについての説明がない会社だと、実際の配達状況が分からず、効果の薄い配布となってしまっている危険性があります。

配布プランについて説明のない会社はできるだけ避け、データを根拠として配布プランの提示がある会社を選びましょう。

配布プランの提示をしっかり行う会社であれば、自社のターゲットや配布するエリアを伝え相談したら効果的なプランを計画してくれます。

配布地域の情報に精通していない

宣伝する地域だけ絞って闇雲に投函するのでは効果は薄く、年齢や性別などで宣伝したい層を絞ることで大きな効果を発揮します。

宣伝したい相手を絞って配布するために、配布する地域の特徴や居住する住民の特徴などの詳細を知る必要があります。

そのため、どこにどんな人が住んでいるか、住民の世帯構成など対象地域の住民情報に精通した会社を選ぶことが重要です。

GISなどを利用したエリアマーケティングを利用して、配布を効率良く行うための地域情報の提供がある会社に依頼しましょう。

地域情報に精通した会社を選ぶことが、より大きな効果を得るための重要なキーポイントとなります。

配布が雑でクレームが多い

配布ミスがあったり、広告物の投函禁止の建物に投函するなど配布状況がずさんだと、広告効果がないだけでなく、不利益を被る危険性が考えられます。

ポスティングは無作為に広告を投函する性質ゆえ、クレームを受けやすいものであり、以下のものはよくあるクレーム事例です。

  • 広告物の投函禁止の建物に投函してしまったことに対するクレーム
  • 投函した広告が濡れていたりぐちゃぐちゃになっていた
  • 同じ広告が複数枚入っていた

また、配布に関する評判の悪い会社は、指定した配布エリアに投函されてない建物が数多くあるといったケースもあります。

クレーム処理を引き受けたり制服を着て配布することで雑な配布にならない対策をしている会社もあるので、そのような会社をしっかり見極めましょう。

配達員の教育が正しく行われていない

配達員の教育や管理体制がしっかりしているかどうかは、ポスティングの成否に大きく関わってきます。

実際に宣伝広告を投函するのは配達員であり、間違った配布をしてしまうと効果がないどころか依頼者の信用の失墜に繋がりかねません。

正しく教育が行われていないと、大量にある配布物を捌くことを優先して「広告物の投函禁止」の張り紙がある建物へ投函する配達員もいます。

ポスティング業者を検討する際は、依頼前に以下の内容について確認しておきましょう。

  • 配達員への研修を行っている
  • GPSを利用して配布状況の確認を行っているか
  • 配布状況のチェックを随時行っているか
  • 配布料や配布エリア、配布完了の報告を配達員に行わせている

配達員に関する情報は、利用者の口コミを見たり、会社の公式サイトを見ることで確認可能です。

業界団体に所属していない

全日本ポスティング協会や日本ポスティング協同組合など、ポスティングに関連する業界団体はいくつかあり、多くの関連会社がどこかに所属しています。

これらの業界団体は、業界の確立や地位向上を目的とした組織で、業界団体に所属していることは会社の安全性や信頼性の一つの指標です。

管理者講習や外部監査を実施することで、よりよい環境作りを行っており、所属するポスティング業者の質の向上につながっています。

もちろん、業界団体に所属していなければ必ず質の悪い会社、所属していれば必ず問題のない会社というわけではありません。

しかし、業界団体に所属している会社を選ぶことは、対応の悪い会社に依頼してしまうリスクを下げることに繋がります。

また、業界団体への所属の有無は依頼する会社を決める際に注目する点として非常に明瞭なため、チェックすることを念頭に置いておきましょう。

評判が悪いポスティング業者を見抜く方法

ポスティング業者の良し悪しを見抜くポイントはどこにあるのでしょうか。

ポスティング業者の質を見極める際には、以下の点についてチェックしましょう。

  • GPSを使って配布の管理を行っている
  • 高すぎず安すぎず適正価格で請け負っている
  • 契約書や発注書があるかどうか
  • 配布プランを提示してくれるかどうか
  • GISや国勢調査など根拠になるデータを利用している
  • 配布エリアの地図の閲覧が可能
  • 配達員を保険に加入させている
  • 配布に必要な機材がある
  • 配布マニュアルがあるかどうか
  • 倉庫やオフィスがある
  • 配達員の扱いが悪くない
  • 配達員への研修を行っている
  • 業界団体に所属している

評判が悪いポスティング業者が持つ5つのポイントまとめ

・5つのポイントを満たさない業者選びが重要です。

・評判の悪い会社に依頼してしまうと、仕事を依頼した意味がなくなるどころか信頼やブランド力の低下に繋がりかねません。

・確認すべき部分をしっかりチェックして、効果を最大限に発揮させてくれる会社選ぶことを意識することが重要です。

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渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)