インターネット上に表示される広告だけではなく、紙媒体のチラシやパンフレットなどを配布するポスティングが再評価されています。

ポスティングは、通常ポスティング会社に依頼しますが、牛乳特約店に依頼してポスティングしてもらう方法があることをご存じでしょうか?

牛乳特約店の特徴をうまく活かすことで、効果の高いポスティングを行うことが可能になります。

そこで今回は、牛乳特約店を使ったポスティング方法について解説します。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティング会社と違う牛乳特約店の特徴

牛乳を配達する牛乳特約店の特徴は意外と知られていません。

はじめに、ポスティング会社と牛乳特約店の特徴や違いについて次の通り解説します。

・牛乳特約店の特徴
・牛乳特約店は牛乳だけではない商品も配達している

牛乳特約店の特徴

牛乳特約店は町の牛乳屋さんであり、牛乳を保管する冷蔵庫がある住所を起点に契約者が住んでいる市町村に牛乳を宅配するという特徴があります。

宅配担当者は、事前に決められた宅配ルートに沿って、週に3回~6回程度配達を行うのです。

配達ルートは町や市ごとに決められているのではなく、町や市をまたいで客の自宅を繋いでいき、おおよそ一直線のルートになるように決められています。

また、特約店は、個人経営のものと企業経営のものに分かれ、200軒程度から600軒程度の客を抱えています。

企業経営の特約店では数千軒の客を抱えるところもあり、多くの宅配スタッフを使って宅配を行っています。

牛乳特約店は牛乳だけではない商品も配達している

特約店で取り扱っている商品は牛乳や乳製品だけではなく、食品や雑貨などの宅配も行っています。

特約店は、契約している会社が作成した食品や雑貨が一覧で掲載されているパンフレットやチラシを牛乳の宅配と同時に宅配ボックスの中に投函します。

パンフレットやチラシに掲載されている食品は、豆腐といった固定商品に加えて、季節の野菜や果物、総菜などさまざまです。

客は受け取ったパンフレットの中から欲しい商品を選択し、牛乳特約店に連絡し購入するという形式を採用しています。

ポスティング業務は牛乳特約店だけでなく郵便局や配送会社などさまざまな業種が参入しており、それぞれが独自データの活用方法や特徴がありますので自社に合う業者を見つけるための参考にしてください。

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牛乳特約店を使ったポスティングの長所と短所

牛乳特約店を使ったポスティングは効果が高い一方で、配布できるエリアや対象が制限されます。

牛乳特約店を使ったポスティングの長所や短所を理解した上でポスティングを依頼するか検討してください。

・長所
・短所

長所

牛乳特約店を利用したポスティングの長所は3つあります。

信頼性が高く反響率が高い

牛乳特約店は大手の乳業メーカーと契約していることから、客からの安心感が高いという長所があります。

また、牛乳特約店は昔から経営しているところが多く、地域住民や客からの知名度や信頼度も高いです。

このため、特約店から購入する商品は信頼ができるという良いイメージに繋がっています。

実際に、既存客に配布するパンフレットの反響率は1%~2%であり、ポスティング会社に依頼したときの反響率よりも10倍以上になるケースもあります。

ただし、配布物の種類によって反響率の高さは変動するので、牛乳特約店との相性などを考慮する必要があります。

人口が少ないエリアまでポスティングをしてくれる

牛乳特約店では人口が多いエリアだけではなく、過疎化が進んでいるエリアまで宅配ルートが決められているところが多いです。

人口が減少している地域では、買い物に行けない人も多く、食品などを配達してくれる牛乳特約店との契約率が高い傾向があります。

また、チラシなどは既存の宅配ルートに沿って配布が行われ、新しいルートを作る必要がないことから、業者に依頼するよりも安価でポスティングを依頼できる可能性があります。

配布物の注目度が高い

牛乳特約店が主に客に配布するチラシは、メーカーや牛乳特約店が作成した商品紹介チラシや、食品のカタログだけです。

このため、牛乳特約店を使ってポスティングしたチラシは客の目に留まる確率が高く、業者を使ったポスティングよりも高い反響率を期待できます。

短所

牛乳特約店を利用したポスティングの短所は3つあります。

既存客にしかポスティングができない

牛乳は既存客しか配達されないことから、ポスティングを行っても狙った配布エリアの多くをカバーできません。

とくに、人口が多い地区のオートロック式マンションは特約店にとって配達が難しく、客の数が著しく少ないため、ポスティングを行うことも難しくなります。

広範囲にわたってチラシ配布をしたい場合はポスティング業者を利用してください。

ポスティングができる軒数が限られている

特約店がポスティングできるのは、数百軒から多くとも2000軒ほどであるため、人口が多い地域内を広範囲でポスティングしたい場合は高い効果は出しづらいでしょう。

ただし、ある程度の反響率の高さが期待できるので、反響率の高さに焦点を置いてポスティングを行いたい場合に向いています。

メーカーの許可が必要な場合がある

牛乳特約店は乳業メーカーと契約しているため、チラシをポスティングする場合にメーカーからの許可を得なければならない場合があります。

もし配布物が原因でクレームが入った場合、メーカーに直接クレームが届くため、メーカーによっては配布物の内容に関わらず、配布を許可しない場合があります。

このため、牛乳特約店に配布をお願いする場合は、特約店を通してメーカーにポスティングの許可をもらえるように交渉を行ってください。

牛乳特約店を使ったポスティングの値段

現在、ポスティングを請け負っている牛乳特約店は少ないため、ポスティングにかかる値段は一定の基準がなく、特約店との交渉によって値段は変動します。

このため、牛乳特約店に配布をお願いする際は、ご自身で決められているおおよその予算に照らし合わせて、直接特約店に値段交渉を行ってください。

また、牛乳特約店の中には、無料でポスティングサービスを提供しているところもあります。

ポスティング会社の配布物別料金を知ることで、牛乳特約店に依頼するかどうか判断する材料になりますので、こちらの記事を参考にしてください。

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牛乳特約店を使ったポスティングまとめ

・特約店を使ったポスティングは反響率が高く、人口が少ない地域でも対応可能です。

・特約店は既存客のみ配布ができるため、配布ができる軒数が少ないです。

・特約店を使ったポスティングの値段を決めるためには特約店と交渉しましょう。

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渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)