副業やアルバイト、転職先を探している方にとって重要なことは、年収でどれくらい収入を得られるのかという点ではないでしょうか?

コンビニやスーパー・飲食店は新型コロナウイルスの影響を受けやすいため、最近は配達員の仕事をしたいという人も増えてきています。

では、ポスティング以外の他業種の配達員には、どのような仕事があるのでしょうか。

ここでは、ポスティングと同じように各戸にチラシなどの配布物を届けるという観点から、郵便配達員、新聞配達スタッフとポスティングスタッフを徹底比較していきます。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティングスタッフと他業種の業務内容を比較

ポスティングスタッフと同様の「配布・配達」をする職種はポスティング会社以外にも存在しています。

代表的な職種である郵便配達員と新聞配達スタッフの業務内容を比較していきます。

・郵便配達員
・新聞配達スタッフ
・ポスティングスタッフ

郵便配達員

郵便物を配達する仕事で、自転車やバイク、自動車を使用して指定されたエリア内の配達を行います。

配布物はさまざまで、封書などの一般的な郵便物、書留・速達などの重要書類、ゆうパックなどの宅配便などがあります。

都心部の郵便配達は、バイクや自転車での配布が一般的ですが、配布範囲が広い地域やゆうパックなどの大きいものは車での配達が多くなっています。

配達の時間帯は日中が多く、重要書類・宅配便、夜間の再配達等は郵便局の正社員が請け負うことがほとんどです。

また、配布だけでなく郵便物の仕分けも業務になっていることがあります。

郵便物の仕分けは日中だけでなく夜間も行っており、アルバイトがメインで働いていますが、その指導や管理も正社員の郵便配達員の大切な仕事です。

特に、年末年始は年賀状のために繁忙期とされており、アルバイトなどの数も増えますので、社員の指導・管理スキルが試されるときでもあります。

元旦以外は速達や書留、ゆうパック配達に休みの日はありません。

新聞配達スタッフ

新聞配達スタッフの仕事は朝刊の場合は、深夜0時頃から早朝6時頃までに届いた新聞にチラシを挟む折込業務ののち、指定された地区ごとにバイクや自転車、徒歩で配達を行っています。

午後~夕方にかけて夕刊を配布し、空いた時間で集金や契約などの販促業務も行っています。

新聞配達だけ行うアルバイトスタッフもいますが、正社員の場合は新聞配達に関わる付帯業務もすべて行います。

新聞配達が1日休みの日は、1月2日のみとなっています。

それ以外の休刊日は、朝刊は祝日など、夕刊は日曜日・祝日となっていて基本的には毎日配達があります。

ポスティングスタッフ

基本的な業務はポスティングですが正社員の場合はポスティングだけでなく、アルバイトスタッフの管理や指導も行います。

指定された期日内に、チラシ1枚当たりの単価以内で配布するための配布戦略を立て、無駄な人件費をかけずに、効率よくセグメント先にチラシ配布するのは社員の腕の見せどころです。

アルバイトは正社員に指示されたエリアに配布をしますが、配布方法のマニュアル通りに指定期間内で指定枚数を配布するスキルが求められます。

ポスティングの休みは、依頼したクライアントの要望にもよります。

相場より3~5円高くなってもいいから、短期で配布してほしいと急ぐ場合には夜間や日曜祝日でも配布する必要が出てくることもあります。

併配で期間が長めにとられているようであれば、天候やその他のスケジュールを加味して、休みをきちんととりつつ配布が可能かもしれません。

ポスティングスタッフと他業種の年収を比較

では、それぞれの仕事の収入にはどのような差があるのでしょうか。

郵便配達員、新聞配達スタッフ、ポスティングスタッフにおける正社員・アルバイトの月収・年収について調べてみました。

・正社員
・アルバイト

正社員

郵便配達員

郵便配達員の大卒の初任給は15万~18万円前後です。

基本給に加え、扶養手当、通勤手当、住居手当、超過勤務手当があり、平均月収は約23万~30万円前後のようです。

昇給は年1回、賞与は年2回で、経験年数や勤務地、夜勤の有無によって年収は若干異なりますが、あまり高収入ではありません。

平均的な同年代の年収の7~8割程度、400万円未満が相場のようです。

新聞配達スタッフ

新聞配達スタッフの基本給は月15万円前後、基本給以外の手当は郵便配達員と差はほとんどなく月収も同様です。

郵便配達員と異なるのは、集金や新規顧客獲得などの歩合制で収入に差がつくことです。

完了手当といって、誤配達や配達漏れがないと手当がつく事もあり、その月収は30万円を超えることもあるようです。

ボーナスは冬は餅代、夏は氷代と呼ばれ金額としては基本給の0.5か月~3か月程度とばらつきがあります。

ボーナスによって年収に差がありますが、350万~400万円前後が多くなっています。

ポスティングスタッフ

ポスティングスタッフの基本給は、郵便配達員と新聞配達スタッフとほとんど変わりません。

ポスティングスタッフの正社員の年収アップに重要なのは、自分が担当するスタッフのマネジメントをきちんと行い、セグメントに効果的かつ効率よくチラシを配布することです。

配布の最短ルートを指導し、法律違反にならない自社のマニュアルに準じた配布をチームメンバーができるようになると、チーム全体の収益が上がります。

それに比例して、チームを統括する正社員の給与にも反映されますので、さらなる昇給が見込めるでしょう。

初任給は350万円前後、高スキルの正社員になると年収500万円も夢ではない、伸びしろのある給与体系がポスティングスタッフ正社員の魅力です。

ほかにも正社員は福利厚生が充実していたり、社会的信頼度が高いなどのメリットがあるので、ポスティング会社に正社員として就職するための方法をまとめた記事も作っています。

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アルバイト

アルバイトについて、基本的には、郵便配達員・新聞配達スタッフ・ポスティングスタッフ共に、都道府県の最低賃金792円~1200円ぐらいが相場のようです。

それ以外にも、どのような特徴があるのか、一つ一つ解説していきます。

郵便配達員

郵便配達員の場合は、夜21時までが配達時間になっているため、日中よりも夜間帯の方が時給は高くなります。

さらに、年末年始の繁忙期や、祝日などは特別手当がつくため収入アップが見込めます。

時給1500円以上で募集している地域もありますので、地域によっては新聞配達スタッフやポスティングスタッフよりも時給が良くなっています。

新聞配達スタッフ

新聞配達スタッフのアルバイト時給は、朝刊か夕刊のどちらを担当するのか、さらには配達エリアや配達部数によっても時給が異なります。

朝刊は深夜1時過ぎから準備し、配達が完了するのは早朝5時過ぎです。

そのため、夕刊と比較すると1~2割程度の深夜手当に相当する金額分、時給が高くなります。

ポスティングスタッフ

ポスティングスタッフの時給は、都道府県の最低賃金から1000円程度が相場です。

さらに、ポスティングスタッフの給与計算方法として、配布枚数×チラシ1枚あたりの単価で契約する場合もあります。

チラシ1枚あたりの単価が高いのは、戸建配布です。

しかし、戸建は短時間にたくさん配布することが難しいため、同じ1000枚を配布するのにも時間を要します。

さらに、全戸配布ではなく、配布先・セグメントが決まっている場合は配布のハードルはさらに高くなります。

マンションなどの集合住宅であればチラシ1枚あたりの単価3円で1000枚配布の場合、1.5時間で配布できれば時給は2000円という給与計算になります。

戸建の場合には1枚あたり5円で、配布枚数1000枚だとすると、1000戸の戸建に配布するのは移動距離も長くなり、かなりの時間がかかります。

時給換算すると、郵便配達員や新聞配達スタッフよりも低くなってしまう可能性もあります。

また、天候や個人の配布スキルで、1時間あたりに配布できる枚数にも差が出るため、月収・年収に大きく差が出でてしまうのも、ポスティングスタッフの収入の特徴です。

隙間時間を有効的に使えマイペースに働ける、運動不足解消になるなど、ポスティングの配布スタッフになる利点と、応募する際の注意点を詳しく紹介した記事がこちらにあります。

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ポスティングスタッフの年収はどれくらい?他業種の配達員の年収と徹底比較まとめ

・時給・基本給共に他業種の配達員の給料に大きな差はありません。

・ポスティングスタッフの年収は、配布枚数により収入をアップできます。

・ポスティング会社の正社員は効果的なチームマネジメントで500万円を超える収入が可能です。