皆さん、いつもポスティング業者を選択する際にどのようなところを意識しているでしょうか。

同じポスティング作業を委託するにしてもコストパフォーマンスがいいところを選びたいと思います。

この記事では今後ポスティング業者を選ぶときのポイントをまとめました。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.gg-pr.jp/all_about_posting/ target=]

値段決定する要素

ポスティングの値段が決まるための要素にはどのようなものがあるのでしょうか。

ポスティングの値段は主に3つの要素によって左右されますので、ひとつずつ詳しく紹介していきます。

・配布先の指定
・チラシのサイズ、枚数
・配布エリア

配布先の指定

ポスティングには「全戸配布」と「セグメント配布」の2種類の配布方法があります。

全戸配布とは、配布エリアを指定して全ての住宅世帯に配布物を投函することです。

業者がポスティングを行っていい住宅なのかを確認する必要がないため、効率を落とすことなく作業を行うことができ、ポスティング価格も抑えることができます。

大型のマンション等であれば、時間を短縮し配布を完了することができるため料金が安くなる一方、戸建て住宅が多いエリアでは料金が高くなる傾向があります。

セグメント配布とは、販売する品物の顧客層に絞って、配布先を選別しながら配布物を投函していくことです。

例えば、「塗装専門会社が一戸建てのみにチラシを配布する」という場合に利用できます。

しかし、ポスティング業者がエリア内の一戸建て住宅をピックアップするなど手間のかかることが多いため値段も全戸配布に比べて割高になります。

チラシのサイズ、枚数

ポスティングしたい紙のサイズや枚数によって料金も異なってきます。

小さいサイズにこだわってしまうと配布物で一番強調したい字が小さくて見えない、お客様に読まれにくいなどデメリットもあるので注意が必要です。

配布エリア

エリア選定ではお客様のニーズや地域にあった場所に配布していかないとなりません。

例えば、A市に開店したスイーツのお店のチラシを配布してお客様を呼び込みたいのに隣町のB市を重点的にポスティングをしてもお客様の集客率は悪いです。

年齢や地域、どのようなお客様に見てもらいたいのかなどしっかりとしたペルソナを設定することにより、コストパフォーマンスの良いポスティングになります。

ポスティング価格を抑えるには

宣伝をする場合には誰しもなるべくコストを抑えたいと思うはずです。
「併配」を行う、ポスティングする期間を長くする、ポスティングとデザインを両方依頼するなど、様々な安くする方法があります。

自社のサービス特徴を理解し無駄な料金を払わないようするため、5つのポイントを紹介します。

・要素に優劣をつける
・重要ではない要素をあぶり出す
・外せない要素
・外せない要素以外を削る
・効果測定は欠かさずに

要素に優劣をつける

価格を抑えるには、まず価格を構成する要素に優劣をつける必要があります。

例えば、A地域に来月出店するピザのお店のオープニングセールの案内をするとします。

  1. チラシの配布期間
  2. どれくらいの大きさ、枚数なのか
  3. セグメントはどのようにするのか
  4. 配布場所

この中で一番重要視したい要素は①のチラシの配布期間で、オープンセールの案内がオープン後に行っても意味がないからです。

配布期間もオープン直前にポスティング会社に依頼をすると納期までの時間が短いため、価格が高騰する場合があります。

適切に前もって時期と配布期間を明確に打ち出すことにより価格を抑えつつお客様に認知してもらうことができるので参考にしてみてください。

重要ではない要素をあぶり出す

ここでいうとチラシの大きさやセグメントはあまり重要ではないでしょう。

今回の例では来月オープンするピザのお店を挙げています。

「ピザのお店がオープンしますよ」という情報を知ってもらうには「セグメント配布」で特定のお客様にポスティングを実施するよりも「全戸配布」でポスティングを実施した方が費用対効果がいいです。

これが白髪染め専門店なら、年齢層が高い地域に配ることをおすすめしますが、ピザを食べる人間は老若男女選ばず、どこにでもいるからです。

外せない要素

配布期間の他にも外せない要素が配布地域です。

Aの地域でピザ屋さんを出店するのにAの地域にはチラシを配布せず、Bの地域に配布するのでは売り上げの増加は見込めません。

この場合、まずはAの地域を重点的にポスティングすることにより、近場のお客様を呼び込むことが可能になります。

また、範囲が広がると料金も高騰していく可能性が高いので、ある程度絞る必要があります。

外せない要素以外を削る

前述したように、外せない要素というのはサービスの内容、時期、地域などによって変動します。

外せない要素をあぶり出す事によって逆に外しても痛くない要素を抽出し、それを削る事でコスト削減につながります。

効果測定は欠かさずに

効果測定は必ず行う必要があります。

今回のポスティングで優先した要素が有効だったのか、効果は出ているのか、2回目以降のポスティングをする必要があるのかなど今後の適切な対応につながります。

これにより本当に何が必要で必要でないかを把握することができ価格を徹底的に落とすことができます。

継続的にポスティングをすることによって、効果測定もだんだんとスムーズにできるようになってきます。

削った要素が本当に削ってよかったものなのか、残した要素は本当に残すべきなのか、反響率など定量的な指標を使ってを検証しましょう。

ポスティング価格のコストダウンの実践まとめ

・ポスティング価格の構成を理解しましょう。

・価格を構成する要素に優劣をつけましょう。

・優先する要素以外を削りましょう。

投稿者プロフィール

渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)