ポスティングは配布エリア全域の不特定多数の人にチラシ類を投函するため、クレームに繋がりやすいマーケティング手法です。

チラシ投函お断りの貼り紙がポストに添付してあるのに投函してしまったり、雨天に投函しチラシの状態が悪くなりポスト内にあった他のチラシまで被害が起きてしまうとクレームは発生します。

ただ、未然に防げるクレームも多くあり、ポスティング業者の従業員に対する賃金体系に大きく関係します。

この記事では4つのクレーム事例とその対処方法をそれぞれ解説し、さらにクレームの発生しにくいポスティング業者の見分け方も合わせて解説します。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティングのクレーム事例と対処方法

どんなに優良なポスティング業者であっても多少なりともクレームは発生します。

そこで大切なのは、主なクレーム事例とそれについての対処を理解しておくことです。

具体的な4つの事例をあげて解説していきます。

・投函禁止箇所へ配布する
・チラシを汚す
・チラシを散らかす
・チラシを捨てる

投函禁止箇所へ配布する

一つ目は「チラシ投函禁止」や「ポスティングお断り」の文字があるマンションや住宅へ投函することで発生するクレームです。

実際にポストへ投函する配達員が「ポスティングお断り」の貼り紙を見損なって投函してしまい生じます。

本来チラシを見てほしい方に見てもらえずポスティング効果は減少してしまいます。

対処方法は早急に相手方に連絡をし謝った上でポスティング業者へその旨を連絡し、次回以降の配達禁止リストに入れてもらいましょう。

今後の投函時には同一の住宅からクレームが生じないように対策をとれます。

チラシを汚す

二つ目は雨天時に濡れたチラシやポストへ無理やり投函し、チラシの状態が悪くなり発生するクレームです。

チラシの内容が素晴らしくても雨によって湿ってたり、チラシの状態が悪いままポストに入っていると読む気も起きません。

デパートやスーパーの特売の広告は期日の関係上、雨天にやむを得ず投函することもありますが、チラシの状態が悪化するリスクを考えると、悪天候のときは投函を避けるのが無難です。

さらに、規定量以上のチラシが入っているポストや比較的小型のポストに規格外のチラシを力づくで投函し、チラシを汚損してしまうことでもクレームは起こります。

対処としては、ポストのサイズに合うように折り曲げたチラシを投函するなどし、配布時にポストへ異変がある住宅へは投函しないように業者に依頼するとよいでしょう。

チラシを散らかす

三つ目は、マンションやアパートの敷地内にチラシが散乱し、管理人や住人からクレームが生じます。

マンションやアパートといった集合住宅は、ポストがまとまって設置されておりポスティング業者に人気ですがポストへ投函するチラシが多い分、散らかりやすいので注意が必要です。

投函効率をあげるために、一度チラシを集合ポストの上に置いて作業をして、そのままチラシを忘れてしまうこともあります。

チラシを回収し忘れて散乱させてしまうことでクレームが生じ、チラシに記載されているクライアントの評判が低下してしまいます。

対処法は、配布先にチラシを置き忘れない事はもちろん、強い風が吹きやすい春にポスティングの依頼をする場合は配達員に注意を促すといいでしょう。

特に4月5月が最も風が強く、風が弱まる月は9月と10月ですので配布時期も意識することが必要です。

チラシを捨てる

四つ目は配達員によってチラシを捨てられてしまい発生するクレームです。

ポスティングを行う配達員が配達途中の道端などにチラシを配らずに捨てたり、持ち帰って捨てることで発生します。

このようなクレームは、ポスティング業者の質を疑うレベルの問題です。

対処法は、配布時にリーダーと配達員が一つのグループになって投函する「キャラバン配布」という配布方法を採用しているポスティング業者に付託するのもひとつです。

この方法はリーダーが投函情報を確認しつつポスティングを行っていくため、道半ばでチラシを捨てる行為は起きづらいと言えます。

また、配達員にGPSを所持させて、配布ルート・時間を把握することで配達員の不正など未然に防げますので、このような対策を行っている業者が安心です。

このように様々なクレームが予想されますが、安い業者だから苦情が多いのではなく、業者の電話応対姿勢やこれまでの実績も踏まえるなど、次の記事に業者選定のポイントも合わせて載っています。

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ポスティングによってクレームが来ない業者の見分け方

クレームが出てこないポスティング業者の見分け方は、正当な賃金体系を採用しているか否か、誠実なクレーム対応を迅速に行うか否かです。

正当な賃金体系を採用しているポスティング業者は従業員に対する教育が良く、配らずに捨てたり、枚数をごまかす可能性は限りなくゼロに近いです。

こういったポスティング会社はスタッフの待遇や教育が充実しており、在籍している従業員のモチベーションは高く丁寧かつ迅速なポスティングを行っています。

それに対して賃金体系などの待遇が悪いと従業員のモチベーションが下がります。

「捨ててしまおうか」「配ったフリをして後で捨てよう」と仕事を詐称し作業完了とする配達員が在籍していると、吟味したターゲットに自社の商品・サービスのチラシを見てもらえず、ポスティングの効果が薄くなってしまいます。

ポスティングはクレームは発生しやすいマーケティング手法ですが、その際に不誠実にクレーム対応をしたり、対応が遅いとそのポスティング業者に依頼したクライアントの評判まで下げてしまいます。

自社のサービス・商品の宣伝のためにポスティングを行い、イメージダウンに繋がってしまっては元も子もありません。

迅速なクレーム対応ができる業者は、投函禁止リストの作成や勤続年数の長い従業員が多く在籍し再発防止策を行っています。

さらに、業者の見分け方として業界団体に所属しているか、スタッフ間で連携し作業の振り分けをしたり管理体制が整っているかなどが挙げられるので、こちらの記事を評判の良い業者を見つける手立てにしてください。

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格安ポスティングのクレームに繋がる投函事例まとめ

・「ポスティングお断り」とポストへ添付してある住宅やマンションに投函する業者に注意しましょう。

・チラシ状態の悪化によるクレーム防止のために雨天時の投函を避けたほうがよいでしょう。

・ベテランスタッフが在籍しているポスティング業者か確認しましょう。

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渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)