昨今のエステサロン業界は、大手サロンメディアでの集客が活発ですが、実は紙媒体であるチラシのポスティングによって効果的な集客が可能です。

チラシは制作コストが高く、多くの人に見てもらえないイメージを持たれていますが、特徴を押さえて活用すれば高い効果を得られます。

エステサロンを繁盛させるために、ポスティングを活用すべき理由と秘訣を説明します。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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エステサロンがポスティングをするべき理由

インターネット広告需要が伸び続けている現代ですが、エステサロン集客にポスティングは効果的です。

エステサロンの宣伝にポスティングを使うべき具体的な3つの理由をお伝えします。

・ポスティングは地元のターゲティングが得意
・アナログだから刺さる見込み客がいる
・単価の高いエステには費用対効果が高い

ポスティングは地元のターゲティングが得意

エステサロンはお客様に足を運んでもらう必要があるため、繁盛させるには地元の商圏エリアを意識した集客、つまりエリアマーケティングを考えるのがポイントです。

エリアマーケティングとは、地域の人口や世帯数、消費額、年収の傾向、競合店、交通量などの地域特性に応じた戦略を図るマーケティングです。

地元の商圏エリアを的確に絞り込んで宣伝できるポスティングは、店舗を持つエステサロンの集客に向いています。

店舗の商圏エリアにのみ宣伝したい場合、雑誌・テレビ・ラジオのようなマスメディアだとターゲットが絞れずコストをロスしますし、新聞の折り込みチラシの場合も新聞配布エリアの購読者にしか届かないため、的確な絞り込みができません。

インターネット広告では大まかにターゲットを絞れますが「インターネットを使用しない人には届かない」「広告にたどり着くか分からない」といったデメリットがあります。

一方、ポスティングは地域を詳細に選別でき、狙った商圏エリアやターゲット層のポストに直接届けるため、ロスがないだけでなく商圏エリアでくまなく宣伝できます。

アナログだから刺さる見込み客がいる

昨今デジタル媒体の需要が伸び続けていますが、チラシはアナログならではの表現力でアプローチできるのが強みです。

具体的には以下の特徴があげられます。

  • 紙の手触りや発色によって印象づけられる
  • 一覧性が高いのでひと目で全体を見られる
  • 親近感が湧く
  • 保管や所有ができる
  • 手元に残して貰えれば何度も見てもらえる

チラシの紙質によっては高級感や信頼性を訴求する効果があります。

また紙媒体はひと目で全体を見られますし、中でもチラシは余計な情報をあれこれ詰め込まないので話題がそれず、インターネットのように別のページへ離脱できません。

インターネット広告は画面を閉じると再び見てもらいにくいですが、チラシは手元に残してもらえれば再び見てもらえますし、保管や持ち運びもできます。

このような特徴を活かして、チラシにクーポンや特典をつけたり、大きくキレイな写真を用いたりと、低価格でインパクトのある訴求が可能です。

さらにポスティングには、見込み客候補となる潜在顧客にアプローチしやすいメリットがあります。

潜在顧客とは、まだお店のことを知らない人たちや、エステに行きたい気持ちを持っていない人たちのことですが、実際に見込み客はマーケットの1割ほどで、ほとんどが潜在顧客だと言われています。

ポスティングによって認知を図り、繰り返しチラシを届けることで親近感を湧かせやすくなり、見込み客へと発展させることも可能です。

単価の高いエステには費用対効果が高い

チラシは制作費用や配布コストがかかりますが、反応のある割合は1万枚の配布に対して1~30人が平均的といわれています。

チラシ1枚の相場は3~8円ですので、1万枚配布すればコストは3~8万円かかってしまいますが、仮に1万枚に対して1人しか反応しなくても、エステの単価が高ければ十分利益を生み出せます。

例えば1枚8円で1万枚のチラシを配り、15万円の高額コースを宣伝したとしましょう。

1人でも契約となれば、売上15万円とコスト8万円の差額である7万円の利益が得られる計算です。

反応率が低い場合を想定しても利益を得られる計算ですから、反応率を上げることで費用対効果は高まります。

エステサロンのポスティングの秘訣

なんとなくチラシを配布していては高い反応率が得にくくなるので、具体的にポスティングで大切なポイントを紹介します。

エステサロンの宣伝をポスティングで効果的に行うための秘訣を紹介していきます。

・ターゲットに合った訴求を行う
・信頼できるポスティング業者を選ぶ
・効果検証と改善を繰り返す

ターゲットに合った訴求を行う

ターゲットを定めることで、チラシ内容とポスティングの戦略が練りやすくなります。

【理由】

  • チラシは情報を詰め込みすぎず、伝えることを絞った方が内容が伝わりやすくなるため
  • 戦略的に配布先を絞り込めるため

例えばチラシの目的を考えたときに、リピーター層を掴みたいのであれば継続コースのキャンペーンを打つ、新規来店を増やしたいのであれば体験コースの案内をするなど、具体的な内容を考えやすくなります。

また枚数が限られることから、商圏エリア内で配布先を絞り込む必要があるときに、どのような条件で配布先を絞り込むべきか戦略が立てやすくなります。

配布を行うときに絞り込む際も目的の明確化が大切で、例えば若く見られたい40~50代へフェイシャルエステの訴求を行うのであれば、子育て世帯が多いエリアに配布します。

カジュアルな金額でしたら年齢層のみの絞り込みでもいいかもしれませんが、高額商品の場合はさらに所得層の高い世帯を中心にアプローチするといった具合です。

信頼できるポスティング業者を選ぶ

ポスティングの業者選びで反応率は変わってしまうため、安いという理由だけで選ばず、どのような取り組みをしている業者なのか理解した上で依頼しましょう。

【信頼できるポスティング会社のポイント】

  • 人件費が安すぎず、配布スタッフの教育がなされている
  • スタッフを管理する仕組みがある
  • 地域の情報に詳しく、過去の実績からアドバイスをしてくれる
  • GISのようなビックデータを活用したポスティングを実施している
  • 配布後に効果検証を行っている

「作業が確実に行われるか」「効果を上げる取り組みをしてもらえるか」といった目で確認できない作業でもきちんと対応してくれる業者を選ぶことをおすすめします。

効果検証と改善を繰り返す

検証結果を元に反応率が高まるような改善を繰り返すことで、ポスティングの費用対効果は徐々に高まっていきます。

また、チラシが何度も目に触れることによるザイオンス効果でお店の印象をアップさせ、ターゲット層への印象づけを図れます。

ザイオンス効果とは心理学の言葉で、何度も同じ人や物に触れると好感度が高まる効果のことです。

改善と再配布を繰り返すことで、同じコストでも高い効果を得られるようになるため、かけた広告宣伝費に対する全体の利益率は回数を重ねるごとに上がっていきます。

ポスティング戦略の改善、チラシの内容もターゲットに合わせて改善を繰り返すことで高い効果を見込めます。

新規顧客が来店するには、清潔でキレイな店内、押し売りのない安心感、通いやすさを伝えて不安を払拭する必要がありますし、選んでもらうために他店とは違うお店の特徴や独自性も明示しておきましょう。

【具体的な例】

  • 写真や料金を明示して清潔感や安心感を与える
  • 安さより独自性、特徴に興味を持ってもらう
  • 場所を示し、近くて通いやすいことをアピールする
  • チラシに体験クーポンや割引サービスを付帯して手元に残してもらう

エステサロンのポスティングの秘訣まとめ

・ポスティングによってエステサロンの商圏エリアにピンポイントで宣伝することで、無駄なコストの発生や機会損失を減らせます。

・インターネットでは難しい紙媒体ならではのメリットを活かして、見込み客へアプローチできます。

・効果検証によってチラシを改善して反応率を上げていき、利益率アップを図れます。

 

 

投稿者プロフィール

渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)