ポスティングの配達員として働く人は多く、誰でも書き込める掲示板2ちゃんねるではポスティングについてのさまざまな書き込みが見られます。

匿名で書き込めるインターネットでは、誤った情報が掲載されている場合があり、正しい知識が広まっていないため、ポスティングの仕事をしたくても躊躇している方がいるのではないでしょうか。

この記事では、誤解されやすいポスティングの情報について正しい内容を詳しく解説します。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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2ちゃんねるにあるポスティング情報

ポスティングの仕事について、ある投稿者は、チラシの配布途中に住民から怒鳴られることがあったり、長時間働いても給料が少ないから割に合わないと掲載していました。

また、チラシをまとめて捨ててしまう配布員がいたり、配布せずに家に持ち帰るケースもあるという情報もあります。

ネガティブな意見や情報が多く見られるポスティングの実態とは、どのようなものなのか1つずつ詳しく紹介していきます。

・ポスティング配達はブラック!?
・ポスティングは皆チラシを捨てている!?
・ポスティングで怒鳴られることが多い

ポスティング配達はブラック!?

労働条件は雇用形態によって異なり、主に歩合制と時給制の2つがあります。

歩合制の会社では、チラシ配布1枚の単価が安い傾向にあり配布に慣れていないと給料が少なくなります。

基本給が確保されない完全歩合制ではチラシ1枚あたり3円〜5円が相場で毎日配布しても、もらえる給料は4万円ほどであるため、ブラックと言われることが多いのが実態です。

また、雨や雪などの天候に左右されるので突然仕事が休みになることもあり、不安定な給料と言えます。

ただし配布に慣れると短時間で大量のチラシを配れるようになるので、一概にポスティングがブラックとは言えません。

さらに、短時間でも高い収入を得ることは可能で、時給制の会社では労働基準法に従い無理のない労働環境を確保できます。

ポスティングは皆チラシを捨てている!?

以前、兵庫県のある地域でチラシ2万枚を不法に破棄したとしてアルバイトスタッフが逮捕され、ニュースになったことがありました。

ポスティングのチラシが大量に不法投棄される問題はいくつかの地域で発生しており、配達員1人による単独の行動だけでなく、会社ぐるみでチラシを破棄する悪質な業者が実際に存在します。

チラシには依頼した会社の情報やサービス内容が記載されているので、不法投棄で通報されるのは依頼元の会社になってしまうケースもあり、ポスティング会社を選ぶときには注意が必要です。

ポスティングで怒鳴られることが多い

毎日ポストに届くチラシは受け取り手にとって興味のないものも多く、クレームにつながりやすいことが現状です。

配布員がポスティング中に建物の管理人や住民に怒鳴られるといったことも少なくありません。

道路上ではなく私有地にポストがある戸建ての家では、不法侵入として通報されるというトラブルも見受けられます。

また、チラシ禁止と書いてある集合住宅や戸建てのポストにチラシを配布し、クレームにつながるケースが見られます。

多くの業者は健全な運営をしていますが一部には悪徳業者と言われる会社があり、こちらに詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

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チラシ配布のポスティングに関する正しい情報をご紹介

住民からのクレームにつながりやすいポスティングは、2ちゃんねるなどの掲示板サイトやSNSで誤った情報が掲載されやすいですが、実際にはリスクの少ない仕事です。

この章ではポスティングに関する正しい情報を詳しく説明します。

・ポスティングとは
・ポスティングの雇用形態
・ポスティング配達員はチラシを捨てられない
・チラシ配布はクレーム対策が命

ポスティングとは

ポスティングとは、チラシやパンフレット、試供品などの広告物を決められたエリアの住宅やオフィスのポストに直接配る宣伝手法のひとつです。

英語の「Post (郵便受け)」が語源となっており、人の手で一戸一戸のポストに投函していきます。

身近なポスティングは、美容室やネイルサロン、不動産の新規物件やスポーツジムのチラシがあげられます。

ポスティングは、誰もが頻繁に目にするポストに広告物を投函するので、店舗の集客やイベント情報の宣伝といった地域密着型の会社や店舗の宣伝方法として効果があり、現在幅広い業種が活用しています。

ポスティングに適している業種の記事がこちらにありますので、詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。

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ポスティングの雇用形態

雇用形態は主に2種類あり、業務委託とアルバイトに分けられ、大きな違いは完全歩合の出来高制か時給制かどうかです。

業務委託とは、会社に所属せずに業務を依頼される雇用形態で、いわゆる個人事業主となります。

業務委託の場合はチラシを何枚配ったのかで給料が変動し、自分で労働時間を決めることができます。

好きな時間に働けるので長時間労働になることはなく、自分の進度で仕事ができますが、労働条件が厳しいものが多く、ポスティングの評判を落としている諸悪の根源のほとんどはこの歩合制によるものです。

会社に所属しアルバイトとして雇われる場合は時給制で給料が受け取れる雇用形態です。

アルバイトでは1日のノルマを課せられる会社もあり制限が多いですが、時給が確保されているので出来高制の業務委託よりも安定した給料が受け取れます。

ポスティング配達員はチラシを捨てられない

ポスティング会社は、雇用形態に関係なく配達員に対してチラシの破棄を禁止しています。

会社の中には配達員にGPSを配布し、全員が確実にエリア内で配布を行うように管理しているところもあります。

また、ほとんどの会社がチラシを破棄した配達員には罰則や解雇といった規約を定めているので、配達員がチラシを捨てないシステムづくりに努めています。

チラシ配布はクレーム対策が命

チラシ配布でクレームを受けると、チラシに掲載しているサービスや会社のイメージダウンに直接的に影響してしまうため、事前にクレームを受けないように対策をとることが重要です。

優良な業者ではチラシ禁止と書かれている住宅では配布を避けたり、集合住宅の管理人さんに配布前に声かけをするといった対策をしています。

クレームを受けてしまった場所はリスト化し、再度チラシを配布しないように徹底しているところもあるので、依頼する場合は対策をしっかりしているところを選びましょう。

ポスティング業者が行っている管理体制についての記事がこちらにありますので、興味のある方は読んでみてください。

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2ちゃんねるで勘違いされやすいポスティング情報まとめ

・労働環境は雇用形態によって異なり、ポスティング業者全てがブラック企業とは限りません。

・ポスティングはクレームを受けやすいが不法投棄はほとんどありません。

・クレーム対策をすることでスムーズなチラシ配布を行えます。

 

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渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)