何かサービスを始める時、自社のサービスをもっと知って欲しい時、広告は有効な選択肢の一つです。

その中でもポスティングは地域のほぼ全ての層に届けることができる効果的な手法ですが、全ての層に届けるとなると、莫大な費用が発生します。

もちろん、多くの人に見てもらえることはいいことなのですが、自社のサービスの顧客になり得ない(またはなる可能性が低い)人に届けるのは無駄というものです。

この記事では戦略的なポスティングをすることで費用を下げる方法について説明します。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティングには戦略が必須

ポスティングを行う時に、ステキなチラシを作って希望するエリア内の一戸建てやマンションなどの集合住宅、企業などの配布先を決めて業者に依頼すれば、集客が見込めると安易に思っていないでしょうか。
効率的にクライアントに訴えかけるポスティングを行っていくためには、自社のターゲットにあった戦略的な方法を検討する必要があります。

ここではポスティングにおける効率的な戦略について解説していきます。

ポスティング戦略の立て方

戦略を立てるためにはリーチしたい消費者を正確に分析し、相手に対して自社がどのようにアプローチしていきたいか、何を訴求したいかを明確にしていく必要があります。
チラシをポストに入れればポスティングの目標が達成されたわけではありません。

消費者がチラシを手に取り内容に興味をもって読んでくれることが、ポスティングの本来の目標を達成するための第一歩であることを忘れないようにしましょう。

そのチラシを手にし読んだときに、どのような点が影響をあたえるのか、チラシを読む「受け手」の印象は自社のサービスを的確に反映しているのか、一度受け手の目線で考えることを忘れずに戦略を立てていきましょう。

では、次の項で戦略を立てるための主な2つのポイントを紹介していきます。

・リーチしたい消費者を明確にする
・自社のサービスを深く分析・理解する

リーチしたい消費者を明確にする

サービスやお得な情報を届けたいのはどのような相手か明確にするといいでしょう。

配布方法の基本的な3つの分類である、すべてのポストに配布する「軒並み」、一戸建てのみに配布する「戸建て」、マンション・アパートに配布する「集合住宅」のうちどれを選ぶと、消費者に正確にアピールできるのか検討してみましょう。

この段階で配布方法の戦略を立てることは、チラシ1枚あたりの単価を左右し、自社が依頼したいポスティング業者と他社の相場を比較・検討するためのとても大切な指標になります。

その相場から配布するエリア・ポスティング総数の目安を立てることができ、戦略全体に影響を与えることにつながります。

自社のサービスを深く分析・理解する

自社の「サービス」や「売り」は一体何でしょうか。

ポスティングを行う上で何を前面に押し出して伝えていきたいのか、ライバルと比べてどこが強みなのか、違いは何か、訴求点の分析が重要といえます。

さらに、現在のチラシの内容や装丁で、訴えたい内容は相手に十分に伝わるのか見直しも必要不可欠です。

サービスを周知するためのチラシ作成・ポスティングがターゲットに対し効果的な方法であるかを、立ち止まって考えてみるのも必要です。

ポスティング戦略で価格を下げる

前述の分析や戦略的思考をもとにポスティングを行うことは、結果としてコスト価格を下げることにつながっていきます。

コスト価格を下げるための具体的な方法を紹介します。

・ポスティングは引き算で考える
・ポスティング戦略は何をするかではなく、何をしないか

ポスティングは引き算で考える

ポスティング戦略において、料金を抑えるための基本戦略は「一般的なサイズ・用紙のチラシ」を「急がず」「すべてのポストに配布(軒並み)」です。

その中でB4をA4サイズのチラシをひと回り小さくすると、基本料金は0.5~1円程度相場が下がります。

カラーでなく単色でよいのであれば、印刷料金・用紙にかけるコストも下げられるでしょう。

配布する期間に余裕をもって、配布のエリアも丁目・番地指定でなくある程度お任せすることで値引きしてくれる業者さんもあります。

このように基本料金でも見直してみると、少しずつコスト価格を下げられるという事がわかります。

ポスティング戦略は何をするかではなく、何をしないか

もう一度、追加料金をかけず基本だけのポスティングでどれだけの効果が見込めるのか、リーチしたい消費者に対し適切な配布方法・エリア・チラシ内容であるか、戦略を練り直すことも重要です。

有効な集客が見込めるように奇抜な戦略を練ったとしても、一人よがりのものではいけません。

なんでもやってみるということも大切ですが、自社の戦略とターゲットに合ったポスティングをするということが一番大切だということを忘れないようにしましょう。

当初は1枚5円でポスティングできたものが、業者の勧めるままに、あれもこれもとオプションに手を出して追加料金がどんどん加算されていくこともあるかもしれません。

例えば「短期間で配布する」「年齢層や家族構成を絞って配布する」「在宅率の高い週末に配布する」などのオプションは追加料金が高額になる代表的なものです。

高額な追加料金に見合った効果を得られるのであれば、それは必要な経費と割り切って依頼することも戦略でしょう。

戦略に沿って必要な費用が発生した場合でも、配布期間を急がないのであれば、配布期間に余裕をもった依頼をしてみたり、配布する他社と一緒に配布してもらう「併配」というシステムを活用するなど工夫次第でコストを抑えることが可能になります。

しかし、オプションをつけなくても適切な戦略をもとにしていれば、費用対効果は見込めるはずですので自社の戦略を信じてポスティングを依頼することも必要です。

ポスティング戦略のまとめ

・自社のサービス・ターゲットについて客観的な分析を行いましょう。

・分析結果に対し、チラシの内容やポスティング方法について戦略を立てることが有効です。

・ポスティング戦略はコスト削減、費用対効果の高いポスティングに繋がります。

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渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)