商品やお店を選ぶ時に、お客様レビューを参考にして検討することはありませんか?
「〇〇を買ったことで掃除が楽になった。」「〇〇店の〇〇という食べ物はとても美味しいです。」など具体的に書かれていることによって購買意欲が上がります。
ポスティングチラシにもレビューを載せることで、商品の魅力を消費者目線で伝えることができます。
しかし、お客様レビューをポスティングチラシに載せる時はいくつか気を付ける点があります。
今回はポスティングチラシにレビューを転載する際に気を付けなければならない点を紹介します。
またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。
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ポスティングチラシに転載するお客様レビューには著作権がある
商品などのレビューは、投稿者自身に著作権があると法律で定められています。
そのため、他のサイトに投稿されているレビューを無断で転載すると、著作権侵害の恐れがあります。
あるレビューサイトの利用規約では、「サイトにレビューの投稿を行った時点で当該著作権の存続期間の満了日まで、サイト会員が当社に対して無償で利用することを許諾したものとします。」と記載されています。
つまり、レビューサイトを運営している会社に著作者がレビューの利用を許可している形になります。
許可しているという形になるので、投稿者の著作権が無くなった訳ではありません。
つまり、投稿者が他のレビューサイトに同じ内容の文章を投稿しても問題ないですが、投稿者以外がレビューサイトから投稿を転載することは著作権の侵害に当たります。
そこで、次からレビューに関する注意点を解説していきます。
・レビューの掲載を禁じているサイトからは転載しない
お客様レビューをポスティングチラシに転載する際の注意点
お客様レビューを転載する際の注意点は「著作権法の違反」です。
勝手にお客様レビューを転載することは、著作権の侵害に当たる可能性が非常に高いです。
基本的にお客様レビューは投稿者に著作権があり、レビューサイトは著作物に関する権利を得ています。
つまり、レビューサイトもしくは投稿者に転載の許可を取ることでお客様レビューをポスティングチラシに載せることができます。
一般的には、投稿者よりレビューサイトに許可をもらうことが多いです。
投稿者は投稿してしまえばお終いですが、レビューサイトが運営されているあいだは、レビューサイトに連絡し許可をもらうことでチラシに転載できます。
最近では、転載もしくは引用としてサイトのURLを載せることで許可を取ることを省略しているものもあります。
これに関しては画像の無断転載や明らかな著作権の侵害がない限り、グレーゾーンの範囲として扱われています。
しかし、ポスティングチラシに転載している以上、訴えられるリスクもあり、きちんとした目的で利用しても著作権法に違反していれば残念ながらアウトになります。
よって、必ず事前に許可を取ってから、ポスティングチラシに転載することをお勧めします。
そのほか、著作権侵害には、イラストや写真、他社チラシで使用された文言なども当てはまり、盗用とならないために守らなければいけない権利や情報についてまとめた記事も作っています。
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レビューの掲載を禁じているサイトからは転載しない
サイトの中にはレビューの掲載を禁止しているものもあります。
このようなサイトから転載すると、間違いなく著作権の侵害になり、訴えられる可能性もあり非常に危険です。
「このサイトからはレビューを転載していいのだろうか?」と考えた時は、サイトの利用規約やQ&A(よくある質問)の転載についてを確認しましょう。
どうしても利用規約やQ&Aではわからない場合は、サイトの運営会社に直接尋ねることが大切です。
間違っても許可なく転載しないことをお勧めします。
似ているようで、異なる特徴を持っているレビューと口コミについて、両者の違いや、掲載に適している業種を紹介した記事もありますので、合わせて読んでみてください。
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ポスティングチラシにお客様レビューを記載する方法
ポスティングチラシにお客様レビューを記載する方法はレビューサイトからの転載だけではありません。
レビューサイトからの転載は著作権が関わってくるため複雑な作業になり、しっかり確認したとしても予想外の問題が発生する可能性もあります。
しかし、次に紹介する方法は著作権を気にせずにポスティングチラシにお客様レビューを掲載できます。
・集めたレビューの著作権が自社になるよう事前に設定する
自社で実施するアンケートや投稿フォームからレビューを集める
自身の会社でアンケートや投稿フォームを作成し、ポスティングチラシに掲載したい商品やサービスのアンケートを実施します。
自社製のアンケートなので、紹介したい特徴やポイントなども答えてもらえます。
また、商材の使いやすさや満足度も答えてもらうことで商品やサービスの改善もいち早く行うことができます。
さらに、直接対面で販売していない場合(インターネットや通販サイト等)の商品やサービスでも、WEB版のアンケートや自社サイトの投稿フォームを使うことでお客様レビューを集められます。
あらかじめアンケートや投稿フォームの項目を設定しておけば、それに沿った回答を得られ、商品やサービスに関する改善点などもすぐに発見できます。
自社でアンケートや投稿フォームを使うメリットは、面倒な許可を取る必要がないことも挙げられます。
レビューサイトや他社サイトのレビューを転載するには、著作権に対する許可を得る必要があります。
しかし、自社のアンケートや投稿フォームでは他社に許可を取ることなくポスティングチラシに記載できます。
自社商品なので、画像や写真に関する肖像権も気にしなくていいことも大きなメリットだといえます。
レビューの回収率を上げる効果的な方法は、クーポンやポイントなどの見返りを付けることなど、ポスティングチラシの効果を高めるレビューの集め方についての詳しい記事もあります。
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集めたレビューの著作権が自社になるよう事前に設定する
次に、集めたレビューを自社で使えるように著作権を設定します。
これはアンケートや投稿フォームを作る前に、利用規約やアンケートの事前説明に「チラシなどに使用させていただくことがあります」など、利用用途を記載しておくことで可能になります。
事前に説明していないと自社のアンケートにも関わらず、著作権がないためポスティングチラシに記載することができなくなりますので注意しましょう。
お客様レビューをポスティングチラシに転載する際の注意点について解説まとめ
・お客様レビューは他社サイトや口コミサイトから無断転載をすると著作権法違反で訴えられる可能性があります。
・自社製のアンケートや投稿フォームからお客様レビューを集めることで、安全にポスティングチラシにレビューを記載できます。
・自社製のアンケートや投稿フォームでも、事前に著作権の使用許諾をきちんと記載していないとレビューを使うことができないので注意が必要です。
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