ポスティングチラシを作成する際に欠かせないのは、デザインを企画することです。

人は一瞬の見た目で興味を持つか判断するので、内容が良ければ高い集客効果が得られますが、いい加減な構成にすると顧客から興味をもってもらえなくなります。

ただし、作成に見合った料金も発生するので、予算を考えながら企画を立てなければなりません。

この記事では、ポスティングチラシに必要なデザイン料金の相場について解説していきます。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティングチラシのデザイン料金を構成する要素

ポスティングチラシのデザイン料金は、主に3つの構成によって決まります。

その3つとは「大きさ」「印刷形式」「印刷方法」です。

他にも追加の費用が発生するケースもあるので、余裕をもって予算を確保することが望ましいでしょう。

デザイン料金を構成する要素をひとつずつ解説していきます。

・チラシの大きさ
・印刷形式(両面・片面印刷)
・印刷方法(カラー・白黒)
・その他費用

チラシの大きさ

チラシに使う紙のサイズが大きいほど、デザインを作成する範囲が広くなることから料金が高くなります。

ポスティングに使われるチラシは、ポストの大きさに合っているA4サイズかB5サイズが一般的です。

数字が小さいほど紙が大きくなり、反対に数字が大きくなるにつれて紙が小さくなります。

小さめのサイズにすれば料金が安くなりますが、あまりに小さいと、他社のチラシがポストに投函されている時に、影に隠れて気付かなくなることがあります。

そのため、重量のあるマグネット広告の作成を除いては、あまり小さくするのは望ましくありません。

大きいサイズにする場合は料金が高くなる一方、目立つ広告に仕上がるメリットがあります。

しかし、大きくなるとポストに入りきれなくなるので、3つ折りにするなど加工をするための作業費も発生してしまいます。

また、あまりに大き過ぎるサイズになってしまうと、ポスティング業者から配布を断られることがあるのも考慮しなければなりません。

そのほか、A4サイズはチラシを店舗に持参してもらうのに適しているサイズであるなど、主な用紙サイズごとの特徴と効果の違いを詳しく解説した記事もあります。

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印刷形式(両面・片面印刷)

印刷形式を両面にするか、片面のみの印刷にするのかによっても、料金に差が出てきます。

片面のみにすればデザインの範囲も狭くなるので、作成料金も安く収まるでしょう。

しかし、両面印刷にすることによって、より高い宣伝効果が得られるのも考慮したいところです。

また、デザインと情報がぎゅうぎゅうに詰まった片面のみのチラシを作成してしまうと、読み手にとっては見づらくなることから、興味を引くことができません。

その点、両面印刷を行えば情報を載せる範囲が広くなることから、読みやすい広告を作ることができます。

印刷方法(カラー・白黒)

白黒のみで印刷を行えば、使う色が少ないことから地味に見えます。

しかし、カラーを使った広告が大半を占める中、あえてモノクロ基調にすることで、分かりやすくてシンプルなチラシが作れます。

ただし、レストランなどの広告を白黒にしてしまうと、料理の見た目が伝わりにくくなりますし、美容院などの華やかなイメージを出したい業種などにも向きません。

一方、カラー印刷を行ったチラシは、イラストのバリエーションを広げられます。

両面印刷を行う場合は、表面を派手なイラストにして、裏面は説明文をモノクロで表現して分かりやすくすることも可能です。

使用するカラーはブラックの他に、清々しい青空のような色をしたシアン、かわいらしいピンクのようなマゼンタ、光のように明るい色であるイエローの4種類で、それらの色を特別に調合する、特色といわれるカラーを使うこともできます。

なお、フルカラーは単色と比べデザインの幅が広がる分、費用が1万円ほど高くなります。

カラーか白黒かだけでなく、チラシの配色も意識することで、誠実さや温かみといった受け取り手に与える印象にも影響しますので、チラシにおける色の重要性についての記事を参考にしてください。

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その他費用

イラストをデザイナーに依頼をした場合、提案をしながら打ち合わせを行います。

その際サンプルを作成していきますが、その数が多くなるほど工賃が多く発生します。

1回や2回までなら無料で提案を請け負ってくれますが、あまりに回数が多くなると追加の費用が発生します。

修正も1回5000円前後の料金が掛かりますが、イラストを直していくのは良くあることです。

そのため、数回までなら無料で行う業者も存在するので、事前に確認しておくといいでしょう。

また、納期が短すぎると料金が高くなるので、ゆとりを持った依頼を行うのが予算を安くするコツです。

イラストの作成に使う材料にも費用が掛かります。

もし、ゼロからデザイナーに依頼をするとそれらの料金がどんどん上乗せされ、高額な料金を請求されることもあり得ます。

もし、サンプルに使う用紙を手元に用意していたり、ラフデザインを事前に制作していれば減額をしてくれますので、徹底的に活用していきましょう。

ほかにも、キャッチコピーやフォントの種類などについて、反響率を上げるための詳しいデザインポイントの記事も作成しています。

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ポスティングチラシのデザイン料金の相場

ポスティングチラシのデザインをデザイナーに依頼した場合の相場は、大体2~6万円ほどが相場です。

クオリティの高いデザインを制作してくれるので、こだわりを持って作成したい場合はおすすめです。

また、印刷を同時に請け負う業者も存在し、その場合はセット料金で制作を行ってくれます。

テンプレートを用意してあることも多く、無料のテンプレートを選択すれば費用を抑えることが可能です。

なお、印刷会社でデザインを頼む場合の相場は5万円ほどです。

知り合いにデザイナーがいない場合は、クラウドソーシングサービスのコンペ形式で募集するのも手段です。

その場合は、自分で企画を立てながら素材を用意して注文を行います。

費用は1~2万ほどで、完成後は印刷業者に別途依頼をして、チラシを制作していきます。

注意しなければならないのは、デザインとポスティングをセットで行う業者が少ないので、基本的にはデザイン制作とポスティングの費用は別に分けなければなりません。

自社で配布を行えばポスティング費用は0円ですが、ノウハウを持っていないとクオリティの高いデザインのチラシを作成しても、広告効果が得られにくくなります。

そのため、多くの場合はポスティングを別途専門業者に依頼をするのが一般的です。

ポスティングにかかる費用は併配でA4サイズ1枚の単価が3円から4円ほどで、配布期間は1週間で行うことが多いです。

対象を絞ったセグメント配布では5円から10円ほどになるので、計画を立てる時は、デザインとポスティング料金を足した金額で計算を行うようにしましょう。

プロのデザイナーは、心理的に与える影響や消費者へのアプローチ方法を熟知しているため、費用対効果の高いチラシが出来上がるなど、デザイナーに依頼する意味についてこちらを読んでみてください。

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ポスティングチラシに必要なデザイン料金の相場について解説まとめ

・デザインは主に用紙の大きさと、両面・片面の印刷形式、カラー・白黒の印刷方法で料金が決まります。

・材料費やデザインの修正は別途追加されるので、予算には余裕を持ちましょう。

・デザインとポスティングの費用は別になることが多いので、両方の予算を足して計画を組む必要があります。

 

 

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渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)