ポスティングは、求人募集を出している会社が多く、未経験でも採用されやすいためアルバイトや副業として人気がありますが、なかには悪徳業者も存在します。

ポスティングの配布スタッフとして応募するときには、応募先の会社がどのような雇用形態で、研修や保証があるのかを見極めることはとても大切です。

この記事では、ポスティングの配布スタッフという仕事の特徴を説明しながら、応募する際の注意点について詳しく解説していきます。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティング会社の配布スタッフになるメリットとは

ポスティング会社に所属することは、自由な働き方や運動不足解消などさまざまなメリットがあります。

配布スタッフになることによる次の主な3つの利点を生かせば、効率的でストレスなく仕事ができるでしょう。

・自由度の高い業務形態
・トレーニングにもなるチラシ配布
・資格や専門的スキルが不要

自由度の高い業務形態

ポスティングは、配布するときは基本的に1人で業務を行うことがほとんどで、他のスタッフや上司と接する時間はきわめて短いため、人間関係で悩むこともなくマイペースに働くことができます。

飲食店や販売スタッフなどのサービス業に比べると接客をしたり利用者の方と話すこともほとんどないので、自分のペースで黙々と作業できることがメリットです。

中には最初の始業時だけ会社に行き、帰りは電話やメールでの報告だけで現場から直帰できるので、比較的時間にとらわれずに仕事ができるでしょう。

チラシを配る数は1日の中で目標数やノルマが指定されていることが多いですが、時間配分や配布方法は働き手に委ねられ、勉強や育児の合間の空いた時間に配りたいというように隙間時間を有効活用することも可能です。

また、チラシを配る際には基本的に服装は自由です。

最低限の身だしなみは整えた方が好ましいですが、髪の長さや髪色、服装は問われないので自分の好きな恰好で仕事ができるというのも気楽で人気の理由です。

トレーニングにもなるチラシ配布

ポスティングは決められたエリアの住宅やオフィスをまわる仕事で、住宅と住宅の間は徒歩または自転車が移動手段として使われます。

そのため仕事をすることが運動不足解消に繋がり、体力が付くようになります。

また、エリアの近道や通りを覚えられるので土地勘がつき、その土地の地理に詳しくなれることも利点の1つです。

資格や専門的スキルが不要

ポスティングは比較的単純作業が多い仕事で、コツをつかめば誰でも業務を行うことができ、特別なスキルや資格が必要ありません。

そのため年齢や経験にとらわれずに働くことができる職種です。

年齢層が高いスタッフも多く、幅広い年代の方が働いていることが特徴で性別や年齢での縛りがなく採用されやすいというメリットがあります。

子育てから社会復帰する方やブランクがある方でも簡単に働けて、未経験でも受け入れてくれる会社がほとんどです。

新しい分野の勉強をする必要もないので働き始めるハードルが低く、スケジュール管理がしやすく働きやすい環境が整っています。

副業としても取り入れやすく、隙間時間に稼ぎたいという方から人気の職種でもあります。

ほかにも仕事中は不正配布防止や配布履歴を把握するためにGPSを配布するなど具体的な仕事内容と経験者の口コミについてまとめた記事がこちらにあります。

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ポスティング会社の配布スタッフに応募する際の注意点

ポスティング会社で配布員として働くとき、求人情報を見る際に注意するべき点があります。

次の注意点を参考に、誤って悪徳業者で働き犯罪に加担してしまったり、ブラックな雇用形態で損をしないように気を付けましょう。

・悪徳業者の特徴
・求人情報から分かる悪徳業者
・優良企業との違い

悪徳業者の特徴

ポスティングの悪徳業者の特徴として挙げられるのは、チラシを不法に投棄したり許可のない場所でのチラシ配布などが原因で近隣の方から苦情を言われたり、法律に違反する行為をして利益を得ていることです。

クライアントの指示通りに作業せずに利益を得ている業者は、訴訟などの問題に発展しやすいので従業員の雇用が確実に担保されていないことが現状です。

また、契約書を作成せずに簡単な面接で従業員を雇うこともあり、なにか問題が発生すれば責任転嫁したりあいまいに対応して、チラシの不法投棄や低い反響率を従業員のせいにされ、損害賠償請求をされるなど損をすることがあります。

悪徳業者の中でもチラシを大量に不法投棄する会社は後を絶たず、逮捕されたり摘発されたりと問題視されています。

このような業者に勤めてしまわないように、入社後の社員教育がなされているか、業界団体に加入しているかなど次の記事で紹介している評判が良い企業が持つポイントを参考にしてください。

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求人情報から分かる悪徳業者

ポスティングの悪徳業者は、求人情報から見てとれます。

まず雇用形態が歩合制か固定給かどうかで働き方に大きな違いがでるので、事前によく確認することが大切です。

「固定給で1万円保証します」という謳い文句の求人でも、実際には研修期間だからと報酬が安くなることがあり、契約書にも記載がなく文句が言えないという状況に陥ってしまうケースもあります。

また、チラシ1枚ごとの歩合制の場合、単価によって給料が決まり平均額は1枚2円~4円です。

単価が平均よりも高額に記載され、どこで利益を上げているのか分からない会社は違法にチラシを破棄していたり、クライアントとの契約を守らずに少ない数のチラシを配布している可能性があります。

面接がオンライン上や電話だけで行われ、簡単に採用が決定する会社は離職率が高く人手が常に足りないブラック企業か悪徳業者かもしれません。

雇用形態により収入が変動しますので、次の記事にあるように雇用形態の種類や特徴、働き方によっては賞与や報奨金が出るというような会社もありますので、良く読んで就業することをおすすめします。

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優良企業との違い

ポスティングは作業中に通報されることやクレームを受け取ることがあるので、会社で保険が用意されているかどうかが優良企業との境目です。

万が一ポストを破損したり通報された場合、自己負担にならないように注意する必要があります。

悪徳業者はいざという時に保険を適用してくれないので、過失や損害が従業員個人のせいにされてしまい、賠償金を支払わなければいけなくなることがあります。

また、働き方による違いとして悪徳業者は長時間労働もしくは極端に勤務時間が短く、安定した収入を得ることが難しいです。

クライアントからの受注数を守らずに業者側がチラシを減らしても、従業員のせいにしてしまう会社が存在するので、そのような会社で働くと不当に解雇されたり責任を負わされたりする場合もあります。

明らかに配布する指定枚数が少なかったり、クライアントの名前がはっきりと知らされていない時には注意をしましょう。

提示された条件と全く異なり、最初に言われた給料と実際に受け取った給料が違うという業者もあります。

優良企業は社員やスタッフの教育態勢が整えられ、勤怠の管理が徹底していますが、悪徳業者は労働基準法を守らない長時間労働や最低賃金以下で雇われてることがあります。

特に完全歩合制の会社は出来高で給料が決まるので保証給料がなく、時給換算したら平均よりも低かったということが起こりえます。

さらに交通費が負担されない会社も多く、単価が低いうえに事業所が自宅よりも遠い場所にある時は給料から差し引かれてしまい、手取りが少なくなることもあります。

保障や給料形態を確認し、優良企業かどうかの見極めをしっかりと行いましょう。

なお、安全で信頼できる会社の証し「GPマーク」を持っているか、スタッフの信頼性向上のため「事業管理者制度」を導入しているかでも信用できる企業なのか判断できます。

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ポスティング会社の配布スタッフになる際の注意点まとめ

・ポスティングは自由な働き方が魅力です。

・完全歩合制で給料が保証されない業者は要注意と言えます。

・求人情報から雇用形態や業務内容を確認して悪徳業者か見極めましょう。

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渡辺 修平(Shuhei Watanabe)
渡辺 修平(Shuhei Watanabe)